2014年7月28日
日産自動車株式会社
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社
GTNET ADVAN NISSAN GT-Rが2位表彰台獲得
— スーパー耐久シリーズ2014 第3戦 富士スーパー耐久7時間レース レースレポート —
7月26~27日 富士スピードウェイ(静岡県)
スポーツランドSUGOでの第2戦から1ヵ月のインターバルをおいて、第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」が富士スピードウェイで開催され、ST-Xクラスでポールポジションからスタートした#81「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」(星野一樹/尾本直史/青木孝行)が2位表彰台獲得しました。
予選2位からのスタートとなった#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」(藤井誠暢/GAMISAN/高星明誠/佐々木大樹)はレースを2時間半ほど終えた段階でマシントラブルが発生したため、日産自動車大学校の学生たちも含むチーム全体で修復作業を行ない、コースに戻りましたが、再度スローダウン。ピットで再び車両を修復して、最終的にはクラス4位でチェッカーを受けました。
レース後、藤井は「開幕戦もてぎでは優勝できましたが、菅生での第2戦はノーポイントで終わってしまいました。今回は予選では2位になりましたが、トラブルを抱えてのレースとなりました。そんな状況の中、なんとか4位でゴールできて良かったと思います」と語っていました。
また、ST-3クラスでは#35「asset ings Z34」(前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希/安田裕信)が予選で圧倒的な速さを見せてポールポジションを獲得。決勝でも後続を寄せ付けない走りを続け、ST-3クラスでの優勝となり、2位にも同チームの#34「asset ings Z34」(松原怜史/藤波清斗/大西隆生)が入り、また#5「岡部自動車メーカーズZ34」(小松一臣/杉林健一/白井剛/今村大輔)が3位となり、Z34勢が表彰台独占を果たしました。
#35「asset ings Z34」をドライブした安田裕信は「とにかくクルマを壊さないように走りました。ペナルティもあったので、難しい戦いになりましたが、勝つことができて良かったです」とコメントしました。
星野一樹(#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R/決勝2位)
「クルマもタイヤもすごくいい状況だったのですが、他車と接触した際にパドルシフトのトラブルを抱えることになってしまいました。勝つチャンスがあっただけに残念です。ただ、そんな状況の中で2位表彰台を獲得できたことは良かったと思います」
尾本直史(#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R/決勝2位)
「クルマの状況も戦略も良かったのですが、今回は運が悪かったですね。レースの内容としても悪くなかったと思います。次のレースでも頑張ります」
青木孝行(#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R/決勝2位)
「途中までは3号車といいバトルが展開できていたのですが、接触によってトラブルを抱えることになってしまい、レースに勝つことはできませんでした。ただ、シリーズランキングを考えると何とか2位になることができて良かったと思います」
【レース結果】-第3戦 ST-Xクラス
Pos\tNo\tMachine\tDriver\tLap\tTime / Behind
1\t3\tENDLESS ADVAN BMW\t峰尾恭輔/YUKE TANIGUCHI/飯田章\t233\t7:01'08.524
2\t81\tGTNET ADVAN NISSAN GT-R\t星野一樹/尾本直史/青木孝行\t231\t 7:02'38.200
3\t16\tGAIA POWER BMW\t横溝直輝/HIRO/密山祥吾/Takashi\t216\t 7:01'09.514
4\t24\tスリーボンド日産自動車大学校GT-R\t藤井誠暢/GAMISAN/高星明誠/佐々木大樹\t176\t7:02'38.331
【レース結果】-第3戦 ST-3クラス
Pos\tNo\tMachine\tDriver\tLap\tTime / Behind
1\t35\tasset ings Z34\t前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希/安田裕信\t214\t7:02'24.970
2\t34\tasset ings Z34\t松原怜史/藤波清斗/大西隆生\t213\t7:02'14.707
3\t5\t岡部自動車メーカーズZ34\t小松一臣/杉林健一/白井剛/今村大輔\t212\t 7:01'29.427
<関連情報>
「日産モータースポーツ」サイト
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/