スーパーGT第8戦オートポリスで予選ポールポジションを獲得したGT500クラスのZENT CERUMO SC430、GT300クラスのARTA Garaiyaのドライバーが予選について語った。通算15回目のポール獲得となる立川祐路は「「開幕戦以来のPP獲得ということで、少し間が空いてしまいましたね。でもとても嬉しく思っています」と喜びを語っている。

【GT500】ZENT CERUMO SC430
立川祐路
「開幕戦以来のPP獲得ということで、少し間が空いてしまいましたね。序盤戦は調子が良かったのですが、辛い中盤戦を送ることになってしまいました。ここに来る前に、その原因がわかり、その部分を対処してもらった結果、こうしてポールを獲ることができて、とてもうれしく思っています。朝のフリー走行の段階ではまだクルマは決まっていなくて、少し跳ねるような状況もあったのですが、こうしてスーパーラップをまとめることもでき、チームが頑張ってクルマを仕上げてくれたことに感謝したいですね。決勝レースについてですが、チャンピオンシップについては厳しい状況なので、ここに来る前にリチャードとも『今回は優勝しかない』と話していました。だから、明日はもう優勝しか考えていません。そのためにも、予選でこうして一番前を獲ることができて良かったと思います」

リチャード・ライアン
「正直言って、午前中はクルマもまだ難しい状況でした。立川選手が乗って出て行った時のラップはあまり良くなくて、どうしようかという感じでしたが、チームと立川選手が一生懸命クルマのセッティングを煮詰めてくれました。立川選手と加藤エンジニアに感謝したいですね。午前中の走行を考えると、こうしてポールポジションを獲得できたということは本当に素晴らしい結果だと思います。スーパーラップについては、寝ていましたというのは冗談で、私服に着替えて見ていました。途中で着替えようかとも思ったのですが、途中で着替えるのも縁起が悪いと思って、ポールポジションを獲得してから着替えることにしました。今日の立川選手は本当にいい仕事をしたと思います。予選でこうしていい結果が出せたので、決勝でも優勝を狙っていきたいですね。僕たちは2位や3位は要りません。優勝しか考えていないです」

【GT300】ARTA Garaiya
新田守男
「朝からクルマを作っていくという中で、他のマシンもそうだったと思いますが、朝からアンダーステアが少し強い状況になっていたので、スーパーラップに向けてはセクター3に合わせたセットアップを施していました。スーパーラップでは他のクルマよりも僕らのクルマがよく曲がっていたので、真一の走りを安心して見ていました。まわりの人たちはポールを獲れたことで優勝を狙えると期待感が高まっているのですが、決勝レースは楽観視していません。いいセットアップを見つけ出して、決勝ではクラッシュなどといったポイントが獲れない展開に注意しながら、とにかくライバル勢よりも前でチェッカーを受けたいと思います」

高木真一
「とてもうれしいです。いつもはあまり緊張はしない方なのですが、今回は残りあと2戦ということと、次のもてぎのドライがあまり得意じゃないということもあったり、朝の練習走行と予選1回目でトップを獲ってしまったりもして、トップを獲らないと申し訳ないなということもあって、少し緊張しました。決勝に向けては、まだ完全にセットアップができているというわけではないこともあり、明日は厳しい戦いになるのではないかと思っています。その中でも一番前からレースをスタートできるので、いろいろな作戦を考えることもできると思います。チーム一丸となって戦って、優勝を狙いたいとは思っていますが、表彰台を確実に獲れるように頑張りたいと思いますし、チャンピオンシップという部分ではライバルよりも前でゴールすることを目指したいですね」

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