スーパーGT第8戦オートポリスは公式予選1回目が行われ、ENEOS SC430がトップでスーパーラップ進出を果たした。GT300クラスはARTA Garaiyaがトップとなっている。

 13時40分からスタートした公式予選。時折陽が差すもののまだ雲は厚く、気温17度、路面温度19度というコンディションでセッションはスタートした。各車コースオープンとともに雪崩を打つように一斉にコースイン。ピットイン、アウトを繰り返しつつセッションは推移した。

 序盤をリードしたのはIMPULカルソニックGT-R、HASEMI TOMICA EBBRO GT-RのGT-R勢。RAYBRIG NSXがそれに続く。また、午前中2番手のPETRONAS TOM'S SC430が開始15分には2番手に飛び込んだ。GT300クラスはウェッズスポーツIS350、JIMGAINER ADVAN F430が序盤をリード。ARTA Garaiyaは序盤は下位からの発進となった。

 開始から20分を過ぎる頃には、ENEOS SC430が3番手に浮上。SC430勢、GT-R勢が上位を占める展開となる。また、開始25分にはブノワ・トレルイエがアグレシッブな走りで3番手に浮上してみせた。一方、NSX勢はタイトルを争うARTA NSXがNSX勢の最上位ながら8番手と苦しい展開となった。

 特に大きなアクシデントもなく、30分間の混走が終了。10分間ずつのクラス占有走行がスタートする。それまで下位に沈んでいたARTA Garaiyaが、ここで一気に上位に躍り出る。また、ダイシン アドバン Ferrariもペースを上げJIMGAINER ADVAN F430、エスロードMOLA Zも交えて上位を争った。

 しかし、GT500クラスのコースインボードが掲出される直前、まさにトップ8が決まろうかというタイミングでターン16でJIMGAINER ADVAN F360がコースオフしたため、赤旗が提示されGT300クラスの予選1回目は終了となってしまう。結局、ARTA Garaiyaがトップ、ダイシン アドバン Ferrari、エスロードMOLA Z、ウェッズスポーツIS350、アップル・K-one・紫電とタイトルを争うメンバーが上位を占め終了となった。

 13時29分にスタートしたGT500クラスの占有走行。KEIHIN NSX、DUNLOP SARD SC430以外はいったんコースインした後ピットイン。チームによってはリヤのみ、もしくは四輪を交換してピットアウトする。最終盤、一気に順位が変動する中トップを奪ったのは伊藤大輔駆るENEOS SC430。次いでZENT CERUMO SC430、IMPULカルソニックGT-R、KRAFT SC430、PETRONAS TOM'S SC430というトップ5となった。

 この後14時35分からの予定でスーパーラップが行われ、ポールポジションが決定する予定だ。

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