スーパーGT第7戦富士でポールポジションを獲得したEPSON NSX、triple aガイヤルドRG-3のドライバーが今日の予選、そして決勝に向けて語った。GT500クラスのPPを獲得したEPSON NSXのロイック・デュバルは「今の気分は最高」と今季初PPを喜んでいる。
【GT500】EPSON NSX
ロイック・デュバル
「今の気分は最高です。今年が厳しいシーズンになっている中で、今日はクルマの調子がとても良くて、こうしてスーパーラップでポールポジションを獲ることができて、本当に嬉しいです。チームもとても喜んでいると思うし、これはみんながこれまでずっと頑張ってきてくれた成果だと思います。今日はレインコンディションになって僕たちにとって有利だということはありました。スーパーラップについては、以前第1コーナーでミスをしたこともあったので、前半は慎重に走りましたが、後半はかなりプッシュして、ミスもなく走り切れたのが良かったと思います。明日の決勝レースについては、ちょっと想像がつきません。ドライコンディションでは誰も走っていないので、雨であることを願っています。表彰台に上がることが僕たちの目標ですが、他のチームのパフォーマンスが全く予想できないので、サプライズの多い1日になると思います。とにかく、決勝レースでも全力を尽くしたいと思っていますし、いい結果を残すために、まずは朝の走行で路面の状況をチェックしたいですね」
中山友貴
「このレースの前にロイックさんがフォーミュラ・ニッポンのチャンピオンを決めていたので、今回も絶対にやってくれると思っていました。だから、スーパーラップは安心して見ていました。今日、僕は練習走行と予選1回目で基準タイムをクリアすることが仕事だったんですが、練習走行の前から急に雨が強くなってきて、そんな中トラブルでワイパーが動かない状況になってしまったんです。そんな状況の中でもマシンのバランスがとても良かったので、その段階から攻めて走ることができていました。明日の決勝レースでは、とにかくミスなく走ることが自分に与えられた仕事だと思っています。今の段階では前半を走るのか、後半かはわかりませんが、集中力を高めて、走りたいと思っています」
【GT300】triple a ガイヤルドRG-3
松田秀士
「坂本選手については、初めて組んだ時から順応性の高いドライバーだと思っていました。気温も低く、路面のコンディションがどんどん変わっていくという状況の中で、坂本選手の順応性の高さと高いコントロール能力が発揮されるだろうなと思っていたので、そんなに心配はしていませんでした。3位以内には間違いなく入ってくると思っていたし、前がミスすれば、トップが獲れるとも思っていました。だから、冷静な走りを見ていて、ワクワクしていました。決勝レースでは僕は自分の仕事をこなすだけですが、チームが新しい足回りを用意してくれたり、ここまでクルマを作り上げてくれていますので、ドライになってもいいクルマに仕上げられる自信もありますし、この勢いで優勝を目指して行きたいと思っています」
坂本祐也
「朝のフリー走行ではチームの2台で情報を共有して、いいタイヤチョイスができたと思います。ドライでもいいところに行けるかなという手応えはありましたし、ウェットでも調子が良かったので、予選でもいいところに行けると思っていました。そんな中、こういう結果が残せて、とてもうれしいです。ハンコックのレインタイヤがとてもいいことはわかっていたので、正直言って、ポールが獲れるとは思っていませんでした。それだけに本当にうれしいですね。天気予報では決勝はドライになるということですが、ドライでもウェットでも行ける自信はあります。また、記者会見に呼ばれるように頑張りたいと思います」
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