スーパーGT第7戦富士は午後の公式予選1回目が行われ、午前に続きEPSON NSXがトップタイムをマーク。IMPULカルソニックGT-R、MOTUL AUTECH GT-RとGT-R勢が2番手、3番手に続くこととなった。GT300クラスはHANKOOK PORSCHEがトップに立っている。
14時50分からスタートした午後の公式予選1回目。相変わらずの雨模様で、降りが強くなったり、弱くなったりでコース上の水量が変化する難しいコンディションとなった。序盤トップに立ったのはKEIHIN NSXで、次いでARTA NSXとNSX勢が先行する。GT300クラスではUP START タイサンポルシェがトップ。午前中にスピンし、マシンを破損したARTA Garaiyaが続いていく。同じく午前中に接触した初音ミク Studie GLAD BMW Z4もマシンの修復なり、序盤は13番手につけた。
混走の中盤、GT-R勢もタイムアップ。この時間帯にトップに立ったMOTUL AUTECH GT-Rが、結局混走セッション中のトップのままGT300の占有走行の時間となった。
GT300クラスは、混走の時間からコース上の水量がピタリと合ったか、HANKOOK PORSCHEが得意のウエットでトップに浮上。一方、そのままポジションをキープしてスーパーラップにトップで進出を果たした。2番手はUP START タイサンポルシェ、3番手にtriple aガイヤルドRG-3。4番手はARTA Garaiya、5番手はエスロードMOLA Zだった。スーパーラップ進出を目指した初音ミク Studie GLAD BMW Z4は、終盤タイムアップを果たしたものの16番手で予選を終えた。
続いてスタートしたGT500クラスの専有走行では、雨量を気にしてか各車早めのアタックへ。しかし、最後の最後にタイムが一気に変わり、午前中トップのEPSON NSXがロイック・デュバルのドライブでトップに浮上! IMPULカルソニックGT-Rが松田次生のアタックで2番手に続くこととなった。
午前中とは打って変わり、SC430勢はENEOS SC430、PETRONAS TOM'S SC430だけがスーパーラップ進出。それ以外の3台はすべてグリッドが確定することとなってしまった。
