全日本選手権スーパーフォーミュラは3日、ツインリンクもてぎで第4戦のフリー走行が行われ、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)がトップタイムをマークした。

 前戦富士から3週間ほどの間隔で迎えた全日本選手権スーパーフォーミュラの第4戦。舞台は栃木県のツインリンクもてぎだ。近年伝統的に外国人ドライバーが強いラウンドで、かつ予選グリッドが非常に重要な要素となるレースだが、今回は予選で上位8台が進出する“スペシャルステージ”制が採用されており、スペシャルステージ進出のためにも8時30分からスタートしたフリー走行は重要なセッションとなった。

 予選日となる3日の天候は快晴。序盤から各車が周回を重ねていく中で、まず1分34秒台に入れてきたのはアンドレ・ロッテラー、中嶋一貴というPETRONAS TOM'S勢。それに松田次生、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラというLenovo TEAM IMPUL勢が続いていく。

 そんな中、開始から18分というところでデュバルがヘアピンでコースアウト。なんとかコースに復帰したものの、その後もカウンターを当てるなどトリッキーな挙動をみせる。しかし、その直後には、このセッションで最初に33秒台に入る1分33秒985というタイムをマークしてみせた。

 このタイムがしばらくタイミングモニターのトップに位置し続けるが、残り10分を切ったあたりから各車が予選シミュレーションをスタートさせると、一気にタイムが向上していく。そんな中、まずはロッテラーが1分33秒502という素晴らしいタイムをマーク。しかしその直後、デュバルがロッテラーのタイムを3/1000秒という超僅差ながら上回り、トップでフリー走行を終えた。

 3番手につけたのはオリベイラで、外国人ドライバーがやはりこのセッションでもトップ3を独占。しかしデュバル、ロッテラーとはコンマ3秒差があり、このふたりが抜けている印象となっている。4番手につけたのは、前戦富士で今季初表彰台を獲得した平手晃平(Projectμ/cerumo-INGING)。5番手には松田が続いた。ホンダエンジン勢の最上位は山本尚貴(TEAM無限)の6番手となっている。

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