全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションは1日、12月10日〜11日に岡山国際サーキットで開催されるルーキーテストおよびエンジンメーカーテストについて、エントリーリストを発表した。

 2015年から7年ぶりに国内トップフォーミュラが開催される岡山国際サーキットを舞台とした今回のルーキーテストおよびエンジンメーカーテストは、レギュラー参戦するドライバーは参加できず、ルーキーおよび復帰ドライバーが出走予定。また、トヨタ、ホンダがエンジン開発車をそれぞれ1台ずつ走らせる(こちらはレギュラードライバーも可)。

 今回のテストには既報のとおり2013年GP2チャンピオンのファビオ・ライマーがTEAM無限から参加するなど、スーパーフォーミュラは海外ドライバーからも大きな注目を集めるシリーズだが、発表されたリストには、ライマーの他に国内でもおなじみの注目のドライバーが多く記されている。

 まず、HP REAL RACINGからは、長年フォーミュラ・ニッポン参戦経験をもち、2012年に1年間FN復帰を果たしていた金石年弘が参加。また、NAKAJIMA RACINGからはスーパーGT500クラスで同チームに所属するベルトラン・バゲットが参加する。バゲットは昨年オフもSFテストに参加しているが、SF14のドライブは初となる。

 また、スーパーGT500クラスでニッサン系チームに所属しているドライバーがふたり参加する。ひとりはKCMGからエントリーした07年〜08年FNチャンピオンの松田次生だ。次生は13年オフにすでにSF14のステアリングを握っている。また、KONDO RACINGからはスーパーGTで同チームに所属する佐々木大樹がエントリーした。評価が高い佐々木がSF14をどう走らせるか注目したいところ。

 さらに、ホンダ、トヨタが走らせるテストカー2台のうち、トヨタのテストカーは14年スーパーフォーミュラ王者の中嶋一貴が走らせるが、一方のホンダはなんと、佐藤琢磨がステアリングを握ることになった。琢磨は2012年〜13年とFN/SFにスポット参戦しているが、SF14のドライブは初めて。琢磨はすでに来季のインディカー継続参戦が決まっているが、今回のテスト参加はどんな意味をもつのか。

 なお、今回のリストのうち、TBNとなっているのはKYGNUS SUNOCO Team LeMansとLenovo TEAM IMPULの2チーム。このところ噂になっている小林可夢偉のテスト参加が決まった場合、この2チームのどちらかになるのか、それとも別のドライバーが乗るのか。いずれにしろ10日〜11日のテストは大いに注目と言える。

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