全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦富士は13日決勝日を迎え、8時50分から30分間のフリー走行が行われた。ベストタイムをマークしたのはポールシッターのアンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO)。嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset)が2番手となった。

 曇天の下迎えたスーパーフォーミュラ第3戦富士の決勝日。今回の決勝は前戦と異なり1レースで行われることもあり、ロングランを考えると非常に重要なセッションとなった決勝日朝のフリー走行。8時50分のコースオープンと同時に、中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)を先頭に少しでも周回を重ねようと、各車がコースインしていった。

 序盤こそ1分26秒台〜27秒台というラップタイムで周回が重ねられていったが、コンディションが上がったのかジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)ら上位ドライバーが1分25秒台へ。終盤に向けてタイムが上がっていく。

 そんな中、チェッカーまで残り2分を切ろうかというところで、ポールのカルダレッリがベストタイムを更新。嵯峨も大きくタイムを上げ、2番手につける。しかしその直後、ダンロップコーナーの進入で、17番手スタートのビタントニオ・リウッツィ(HP REAL RACING)がマシンを止めてしまう。

 コース上に停止したリウッツィのマシンからは激しい煙が上がっており、どうやらエンジンカウル内で火災が発生している様子だった。セッションは即座に赤旗が出され消火作業が行われたため、外観からはそれほどダメージがある様子ではなかったが、マシンを降りたリウッツィは心配そうに自車を見つめていた。

 この火災のため、決勝日朝のフリー走行はそのまま終了。その後に予定されていたスタート練習もキャンセルとなっている。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円