全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦富士は18日、午前9時15分から1時間のフリー走行が行われ、徐々に回復していく路面コンディションの中でジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)がトップタイムをマークした。

 このセッション開始前から雨もぱらつく天候となった富士スピードウェイ。午前のフリー走行は、まずは曇り空のもとでスタート。ただ、路面はウエットとなっており、各車ともウエットタイヤでコースインしていった。

 開始から15分が経過しようかというタイミングでコースの各所で雨が降り始め、走行を重ねていた多くのマシンもここで一旦ピットイン。ただ、この雨も10分ほどで過ぎ去り、その後は時間を追うごとに路面も回復していく展開となった。

 タイミングモニター上では、セッションを折り返した後もしばらくは、序盤にジェームス・ロシター(KONDO RACING)がマークした1分43秒台半ばのタイムがトップタイムとなっていたが、残り時間20分前後からは徐々にタイムも向上。トップタイムが続々と更新されていく展開となった。最終的に首位に立ったオリベイラは、コンディションが刻一刻と変化していったこのセッションで、序盤から上位をキープ。最後はチェッカー目前に1分35秒895までタイムを伸ばした。

 コンマ4秒差の2番手に国本雄資(P.MU/cerumo・INGING)、3番手には中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)が続き、前回の岡山戦でシリーズ初勝利を果たした石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)が4番手となった。前戦2位の小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は11番手、同3位の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は13番手につけている。

 また、残り時間3分ほどで、スリックタイヤでコースインを果たしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)は、1コーナーでコースアウトする場面もあるも、最後は1分37秒690の自己ベストをマーク。トップから1秒1遅れの9番手で午前のセッションを終えている。チームメイトで、WEC世界耐久選手権での負傷により前戦を欠場した中嶋一貴は17番手となった。

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦の予選は14時45分より予選Q1が開始となる。

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