開幕戦、みなさんの予想は当たりましたか? 第2戦も予想屋の方に、7年ぶりのトップフォーミュラ開催となる岡山の優勝者を予想してもらいました。

 アナタは誰の予想に乗りますか? それとも自分の直感を信じますか?

 毎戦、優勝者の予想を立てて頂く予想屋は以下の3名。
・松田次生(レーシングドライバー)
・春那美希(スーパーフォーミュラ公式サイト ナビゲーター)
・オートスポーツweb編集部員サカイ

 予想は毎回レースの行われる週にオートスポーツwebに掲載され、投票は携帯サイトモータースポーツチャンネルから行うことが出来ます。さらに! 正解者の中から抽選で素敵なプレゼントが当たりますので奮ってご参加ください。

 予想は金曜日の夕方からスタート! 投票は携帯サイトモータースポーツチャンネルから。
※投票には有料登録が必要となります。
※PCからの閲覧・投票は出来ません。

 では、さっそくスーパーフォーミュラナビゲーターを務める春那美希さんの予想を見てみましょう。

『私なりの深読みも……』
 みなさんこんにちは。スーパーフォーミュラナビゲーターの春那美希です。

 開幕戦鈴鹿大会優勝予想は【本命】アンドレ・ロッテラー選手でいくか悩みつつ、ディフェンディングチャンピオンに敬意を表して中嶋一貴選手にしたのですが、ロッテラー選手は2番グリッド、一貴選手はその後ろの4番グリッドからスタート。去年のロッテラー選手はスタートで苦戦したケースも多かったのですが、今年はついに克服されたのでしょうか!? タイミングもばっちりの良いスタートをきり、トップ浮上の完璧なレースを見せてくれましたね。

 一貴選手がレース後の会見で仰っていた「スタートでアンドレを抜くイメージだった」は、今年のロッテラー選手には通用しないかも!? 一貴選手も同じく良いスタートでしたが結果は惜しくも2位で予想が外れてしまいました。

 反面嬉しいこともありましたよ。【大穴】で予想していたナレイン・カーティケヤン選手が予選2番手、決勝3位だった事です。去年の開幕戦予選も2番手タイムでしたし、テストから鈴鹿は速いっていうのが現れていましたが……。昨年は攻めの走りをする余り、コースアウトやスピンが多かったイメージで、なかなか結果には結びつかなかったので予想も大穴にしていました。

 予選は2番手。スタートで少し遅れを取ってしまったものの、順調な走りで完走し優勝とはいきませんでしたが見事に3位表彰台! メーカー移籍して初めてのレースで表彰台とはやはり実力者。経験値が多いのでしょうか!? この予想はなかなか的を得ていた、と自分でもすこし悦に入ってます(笑)。ナレイン選手の真の実力が今年は発揮される事に期待ですね!!

 さて第2戦岡山国際サーキットと言えば、2008年以来、7年ぶりの開催ですね。そして開幕前には『メーカーエンジン、ルーキーテスト』と『公式テスト』が行われました。

 またもや気になる選手、有力選手が沢山で絞るのが大変なのですが……。

 2008年も参戦されていた選手が今シーズン5名いるんです……。伊沢拓也選手、石浦宏明選手、小暮卓史選手、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手、ロッテラー選手。その頃からはマシンもエンジンも変わりましたが経験していないよりは気持ち的に有利な気がしませんか??

 それと小林可夢偉選手がトークショーで「岡山国際サーキットは低速コーナーが多く僕らの車には合っている」と話していたのですが、そうなるとチームメイトの平川亮選手のマシンも同じく速いのでしょうか?

 平川選手のエンジニア田中耕太郎氏も、公式サイトの特集『エンジニアたちの作戦計画』で「結果が出るのは時間の問題か?」と語っていましたし。今年のSGT岡山戦でも優勝していますし、お隣広島が生んだスターがSFでも光り輝く時が来ましたか!?

 平川選手の同年代ライバル野尻智紀選手も今シーズンは好調。公式テストでは2番手タイムでしたが、4度のセッションで常に上位の安定した速さがありました。

 さて、悩みだすときりがないですが……。

【本命】ジェームス・ロシター選手。
公式テストでも2位と0.3秒近く差をつける、1人12秒台のトップタイム。今年からチームも2台体制となり、去年以上にロシター選手のパフォーマンスレベルもアップするのではないでしょうか。外国人ドライバーって、菅生や岡山のようないわゆるオールドスタイルのコースは強い、ということも本命の理由です。
松田次生さんが前回の予想で話されていた、ロシターと高田エンジニアのコンビが『台風の目』となるのではないでしょうか!?

【対抗】小暮卓史選手。
2008年経験者の5人の中でも当時、予選タイムもレース中のファステストタイムも1番だった小暮選手。開幕戦は残念でしたが、今期のホンダエンジン勢は予選から速かったので、岡山こそリベンジを果たして頂きたいです。

【大穴】小林可夢偉選手。
先にも書いたようにサーキットの特性もマシンに合っているようですし、テストでも2回走って好成績。「しっかり準備はできている 」と言っていました。しかも、第2戦岡山が終わると次からのコースはほぼ未経験。ここでしっかり結果を残さないと、という緊張感やプレッシャーを力に変えて……。数々のハードルを乗り越えてきた可夢偉選手ならSFでもやってくれるに違いないです。

 私なりにいろいろ考えてみましたが、さらに深読みを……

 公式テストの2日間で計4度あったセッションのうち、ほとんどの選手が2日目に自身ベストタイムを出してきているのですが、小暮選手と可夢偉選手、伊沢選手の3人は、初日に自身ベストタイムを出してきているんですよね。。

 ていう事は二日目のタイムアタックが上手くタイミングが合わなくて、あるいは別メニューを消化していたとしたら……。なんて可能性を考え出すと、結局誰が勝っても納得なんですよね(笑)。それほどコンペティティブなレースなんです。

 岡山ではコースとお客さんの距離が近くて、熱いバトルが間近で見られるので今回は私もメディアルームを飛び出して見ちゃおうかな☆

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