全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦は13日、富士スピードウェイで午前のフリー走行が行われ第2戦オートポリスで優勝を飾ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がトップタイムをマークした。
この日の富士スピードウェイは朝からやや曇天模様。ただ、この季節らしい湿度の高い暑さの中で8時50分から1時間の予定でフリー走行がスタートした。小林崇志(TEAM無限)を先頭に、この日の予選、そして明日の決勝に向けて各車が周回を重ねていった。
序盤から1分26秒台のタイムで上位陣は推移していくが、やはりこの富士を得意とするのはトヨタエンジン勢。大きなアクシデントやトラブルなくセッションは推移していき、終盤の予選シミュレーションでは、少しずつ各車が1分25秒台に突入していく。
富士のロングストレートで300km/h越えの白熱の走りが展開されていく中、チェッカーに向けて各車予選シミュレーションを実施していく中、このセッションのトップを奪ったのはロッテラー。そして2番手につけた中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)のふたりは1分24秒台まで突入。オフテストに近いタイムをマークしてみせた。
3番手にはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がつけ、第2戦2位のロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)が4番手。ここ富士を得意とする平手晃平(P.MU/cerumo・INGING)が5番手につけた。ホンダエンジン勢の最上位は小暮卓史(NAKAJIMA RACING)の6番手となっている。