スーパーGT第3戦オートポリスは31日、午前9時から2時間の公式練習が行われ、MOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムをマーク。PETRONAS TOM'S RC Fが2番手につけた。GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイムとなった。

 ゴールデンウイークの一戦となった第2戦富士から1ヶ月近く。スーパーGTは九州・大分県のオートポリスで第3戦を迎えた。予選日となったこの日は朝から快晴で気温は30度近くとなり、かなりの暑さの中で午前9時から公式練習がスタートした。

 今回の第3戦、そしてスポーツランドSUGOでの第4戦では、今季速度が上がったGT500クラス車両の安全対策として、本来富士スピードウェイで使用されるロードラッグ仕様のエアロパーツがGT500クラスの全車に装着されている。そのため、事前のデータがかなり乏しくなっており、まったく読めない中でのラウンドと言えた。

 そんな中、コース上がダスティなのか随所でコースアウト等は発生したものの、2時間の公式練習は1時間40分に渡りアクシデント等による赤旗が発生しないまま推移。GT500クラスでは序盤から多くのマシンが従来のコースレコードを軽々と上回るようなタイムがマークされていく。

 しかし、両クラスの専有走行がスタートしようかという10時40分、第1ヘアピンでGT300クラスのStudie BMW Z4がスローダウン。グリーン上にマシンを止めてしまい、ほぼ同時にGT500クラスのDENSO KOBELCO SARD RC Fがコースを外れストップ。この車両回収のために、専有走行開始前にこのセッション一度目の赤旗が提示された。

 GT300クラスの専有走行は5分遅れでスタートしたが、このセッションで各車がタイムを上げてくる。しかし、最後までこのセッションでのトップを守り続けたのは、地元九州出身の井口卓人が乗り込み多くの声援が送られるSUBARU BRZ R&D SPORT。2番手には好調シンティアム・アップル・MP4-12Cが続いた。

 3番手には、今回からアンドレ・クートが乗り込んだ国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR。クートは初めてのポルシェながら、長年GT500で活躍し続けたスピードをみせ、専有走行でタイムアップしている。4番手にはB-MAX NDDP GT-Rがつけ、今回2014年仕様のBMW Z4 GT3となったTWS LM corsa BMW Z4が5番手となった。なお、MUGEN CR-Z GTはこのセッションでトラブルを抱えていた様子で、ほとんど周回することができなかった。

 続くGT500クラスの専有走行では、各チーム予選をシミュレートしながら走行を重ねていくが、チェッカーまであとわずかというところで、オリバー・ジャービスがドライブしていたDENSO KOBELCO SARD RC Fがブリッジの手前でコースアウト。タイヤバリアに接触してしまったため、このセッション2回目の赤旗が提示されている。

 最終的に、このセッションのトップタイムをマークしたのは、1分35秒706という素晴らしいタイムを記録したMOTUL AUTECH GT-R。専有走行帯で平川亮がタイムを上げたPETRONAS TOM'S RC Fが2番手、同じく専有走行でタイムアップしたENEOS SUSTINA RC Fが3番手に続いた。ホンダNSXコンセプト-GT勢は今回のラウンドでもやや苦しい戦いを強いられているが、この公式練習ではRAYBRIG NSX CONCEPT-GTが7番手に食い込んでいる。

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