スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは19日、10月31日~11月1日に九州オートポリスで開催されるスーパーGT第7戦のエントリーリストを発表した。GT500クラス15台、GT300クラス27台と、合計42台がエントリーしている。

 今シーズンも残すところ2戦となり、シリーズチャンピオンの行方を左右する重要な一戦をオートポリスで迎える。スーパーGTのレギュレーションでは、ドライバーのポイントに応じて、ウエイトハンデが参戦6戦目までは1ポイントあたり2kgが課せられるが、参戦7戦目は1ポイントあたり1kg(参戦8戦目はすべて撤回)になるため、GT500クラスは全てのチームのウエイトが半減している。

 今大会で最も重いウエイトとなるのは、ドライバーズランキング首位のカルソニック IMPUL GT-Rの51kg。ただし、50kg相当分は燃料流量リストリクター径にて調整されることになるため、実際に積まれるウエイトは1kgとなる。逆に前戦で優勝したRAYBRIG NSX CONCEPT-GTを始め、ランキング上位勢がそろってウエイトが40kg以上となり、高低差の大きいオートポリスではこのウエイトが大きな足かせになりそうだ。

 GT300クラスも参戦7戦目を迎えるマシンはウエイトが半減されているが、途中参戦や欠場があったチームは、そのままポイント×2kgのウエイトとなっている。それでも現在シリーズランキング首位のGAINER TANAX GT-Rは74kgと非常に重いウエイトとなった。

 また、今大会からUPGARAGE BANDOH 86のゼッケンナンバーが変更されている。これまでゼッケン「18」をつけ参戦していたが、前戦のSUGOで1車両の登録ドライバーが4名(中山友貴/マルコ・アスマー/井出有治/ニック・キャシディ/佐々木孝太)を超えてしまったために、今大会からゼッケンを「20」に変更し戦うこととなった。

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