スーパーGT第5戦は29日、鈴鹿サーキットで公式練習が行われ、GT300クラスはシンティアム・アップル・ロータスがトップタイムをマークした。

 夏休み最後の一戦、そしてシリーズ最長の1000kmで争われる第5戦インターナショナル鈴鹿1000km。予選日未明から朝方にかけて雨が降った影響で、路面がところどころ濡れている状態となった公式練習は、ウエット宣言のもと、9時20分よりスタートした。

 セッション開始と同時に各チームは一斉にコースイン。序盤は織戸学がドライブするマネパ ランボルギーニ GT3が2分00秒662でトップタイムを記録し、2番手にヨルグ・ミューラーが操るStudie BMW Z4、3番手にリチャード・ライアンのAudi R8 LMS ultraが続く形となる。

 セッション開始20分が経過したところで、新田守男がドライブするJMS LMcorsa Z4がS字区間でストップ。その直後には、TOYOTA PRUS apr GTの佐々木孝太がシケインの立ち上がりでスピンしたが、すぐにコースへ復帰を果たしている。そして、セッション開始25分後にRacing Tech Audiのクリスチャン・マメロウがスプーンの立ち上がりで体勢を崩しクラッシュ。マシンは動き出しピットへ向かったたものの、コース上にはマシンの破片や泥などが散らばったため、セッション一度目の赤旗が掲示された。

 セッション中断から約5分後、9時51分にセッション残り1時間09分でセッションは再開。ここでは、セッション残り1時間を切ろうかというタイミングで、B-MAX NDDP GT-Rの星野一樹が2分00秒274でトップに立ったが、直後にシンティアム・アップル・ロータスの加藤寛規が、レコードタイムに0.5秒と迫る1分59秒610を記録。B-MAX GT-Rからトップの座を奪った。

 セッション残り54分を切ろうかというタイミングで、GT500クラスのARTA NSX CONCEPT-GTがデグナーふたつめを立ち上がった立体交差下でマシンをストップさせると、その直後にRn-SPORTS GAINER SLSがスプーン2つ目の立ち上がりでコースオフ。グラベルでマシンがストップしたため、2台のマシン回収のため、セッション2回目となる赤旗が掲示された。この時点での順位は、トップにシンティアム・ロータス、2番手にB-MAX GT-R、3番手にSUBARU BRZ R&D SPORTとなり、以下Studie Z4、グッドスマイル 初音ミク SLS、GAINER TANAX SLSが続く形となっている。

 マシンの回収が終わり、セッションは10時17分に再開。途中、クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3を駆る黒田吉隆がスプーンコーナーでRn-SPORT SLSと同じような形でグラベルへコースオフしたが、すぐにコースへ復帰。ここではAudi R8 LMS ultraが2番手へ浮上したほかは、上位陣に大きな変化はなく10時45分にGT300クラス占有走行の時間を迎えた。

 10分間の占有走行時間では、RUNUP Group&DOES GT-RとStudie Z4が1分59秒台へ突入したものの、トップのシンティアム・アップル・ロータスには届かず。その後もトップタイムを更新するマシンはなく、シンティアム・アップル・ロータスがトップを維持してセッションは終了した。2番手にはRUNUP GT-R、3番手にStudie Z4が続き、4番手にAudi R8 LMS ultra、5番手にケーズフロンティア Direction 458が続いている。またトップと9番手のSUBARU BRZを除き、上位10台はFIA-GT3マシンが占めている。

 また、占有走行開始5分後にはDIJON Racing GT-Rがピット出口でマシンを止めたほか、占有時間終了直前にはシンティアム・アップル・ロータスが最終コーナーの立ち上がりでスピン。グラベルに捕まったため、このセッション3度目の赤旗が掲示されている。

 テクニカルサーキットであるため、コーナリングスピードでFIA-GT3マシンに勝るJAF-GTマシンやマザーシャシーが有利とみられていた鈴鹿1000km。しかし公式練習では、トップこそマザーシャシーが獲得したものの、2番手~8番手、10番手はFIA-GT3マシンが顔を並べる結果となった。またトップから13番手までが1秒以内にひしめいているほか、午後には降雨の可能性もあり、予選はこれまで以上に予想がつきにくい展開となりそうだ。

 注目の予選は、このあと14時30分より開始される。

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