スーパーGT第8戦ツインリンクもてぎはノックアウト形式の予選Q1が行われ、S Road MOLA GT-Rがトップタイムをマーク。DENSO SARD SC430が2番手に続き、ミシュラン勢がトップ2を占めた。GT300クラスは初音ミク グッドスマイル BMWがトップでQ2進出を果たしている。
午前に比べて雨量は少ないものの、引き続きウエットコンディション下でスタートしたスーパーGT第8戦もてぎの予選。今回はノックアウト予選が採用されており、13時5分からスタートした予選Q1では、序盤30分は混走、10分ずつを各クラスの専有走行で争われた。
混走の時間帯では、S Road MOLA GT-R、DENSO SARD SC430、EPSON HSV-010と午前同様ミシュラン、ダンロップ装着車が上位を占める。そんな中、GT500ではカルソニックIMPUL GT-Rが相次いでコースアウトするなど、まだまだ滑りやすいコンディションがうかがえた。
30分の走行を終えGT300クラスの専有走行となるが、この中でトップタイムを奪ったのは谷口信輝がドライブする初音ミク グッドスマイル BMW。次いでtriple a Vantage GT2、R&D SPORT LEGACY B4というトップ3に。終盤、5コーナーでZENT Porsche RSRがコースアウトしたため赤旗が提示され、残り3分というところで再開となった。
しかし、最後の挽回を狙うマシンがアタックに向かう中、JLOCの2台のランボルギーニがコースオフ、NetMove TAISAN Ferrariがスロー走行するシーンが映し出され、再び赤旗が提示されることに。これでGT300の走行は終了となった。
赤旗再開後スタートしたGT500のセッションでは、S Road MOLA GT-RとDENSO SARD SC430の2台が異次元のスピードでQ1トップを争う。最終的にS Road MOLA GT-Rが1分52秒389でトップタイム。2番手がDENSOとなった。3番手にEPSON HSV-010、4番手にADVAN KONDO GT-Rという結果となった。
タイトルを争うMOTUL AUTECH GT-RはかろうじてQ1突破を果たす11番手。Q1脱落となったのはPETRONAS TOM'S SC430、ZENT CERUMO SC430、ARTA HSV-010、D'STATION KeePer SC430という結果となった。
