GTアソシエイションは7日、6月15日〜16日に開催されるスーパーGT第3戦セパンから適用されるクラスII(GT300)の参加条件について発表した。今回変更を受けているのは、ニッサンGT-RニスモGT3の一車種のみとなっている。
今回の参加条件の変更は、5月7日にFIAから発表されたGT3車両のバランス・オブ・パフォーマンス(BoP)の変更値を受けてのもので、今季S Road NDDP GT-R、OGT Bonds Racing GT-R(セパンはエントリーせず)、DIJON Racing IS GT-Rと3台が参戦する2013年仕様ニッサンGT-RニスモGT3の最大過給圧(barA)の数値がこれまでの1.95から2.00に変更されている。12年仕様に変更はない。
5月7日にFIAから発表されたBoPでは、2013年仕様のフェラーリ458 GT3が車重、リストリクターとも性能向上方向に変更されているが、スーパーGTで唯一使用しているマッハGOGOGO車検 Ferrari458 GT3は第1戦岡山におけるクラッシュの影響でパーツ手配が間に合わず、セパン戦では第2戦富士に続いて2012年仕様で臨むため、今回のGT300参加条件に変更は記載されていない。