6台のスーパーGTマシンが参加しているセパンテストは20日、マレーシアのセパンサーキットで1日目のセッションが行われ、午前、午後ともニスモの23号車ニッサンGT-RニスモGT500がトップタイムをマークした。

 今季のスーパーGTをうらなう上でも重要なセパンテスト。初日は午前が9時〜12時、午後が13時〜17時10分(当初予定から10分間延長)という時間で行われた。午前は例年に比べ非常に涼しく、気温25度、路面温度28度(横浜ゴム提供)というコンディションとなった。

 アレックス・ユーンが乗り込んだROCカラーの地元チームのアウディをのぞき、6台のスーパーGTマシンが参加した今回のテスト。午前の開始とともにレクサスRC-Fが2台、ニッサンGT-RニスモGT500が3台、ニッサンGT-RニスモGT3が1台コースインした。

 レクサスRC-Fは、セルモの1号車のドライバーとして立川祐路、平手晃平が参加。開発車の093号車は、午前中はヨコハマの開発枠となっており、ヨコハマから依頼を受けた関口雄飛がドライブ。関口はタイヤ開発のための乗車となっており、チームのオーディションの意味合いはないという。

 一方、ニッサン勢は午前中にニスモの23号車に松田次生が乗車。インパルの12号車に安田裕信が、KONDO RACINGの24号車に佐々木大樹が乗り込んでいる。また、1台の参加となったGT3開発車のGT-Rには、ニッサンGTアカデミー出身で、昨年スーパーGTにスポット参戦した経験をもつルーカス・オルドネスが星野一樹とともに乗り込んだ。

 午前は1号車レクサスRC-Fが2回ストップし、赤旗の原因を作ったもののコースに復帰。ニスモの23号車GT-Rがトップタイムをマークし、12号車GT-Rが2番手。関口がドライブした093号車RC-Fが3番手となった。

 午後は13時からスタートしたが、12号車GT-Rが序盤の2時間走行できず。その後12号車はコースインしたが、安田、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラともスピンを喫する場面も。

 一方レクサスRC-Fの093号車は、ブリヂストンタイヤを装着し走行。まずは石浦宏明が乗り込みコースインしたが、トラブルが発生したかピットに。その後、終了間際に伊藤大輔が乗り込んでいる。

 午後も23号車ニッサンGT-Rがトップタイムをマークし、2番手には1号車レクサスRC-Fが続いた。

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