スーパーGT第3戦セパンは決勝日朝のウォームアップが行われ、GT500クラスはS Road REITO MOLA GT-Rがトップタイムをマークした。GT300クラスはエンドレスTAISAN PORSCHEがトップにつけている。

 昨日の予選日同様雲はあるものの、太陽が出ているためかなり蒸し暑いコンディションとなったスーパーGT第3戦セパンの決勝日。朝のウォームアップは通常の国内戦とは異なり、朝9時40分から17分間サーキットサファリが行われ、その後30分のウォームアップ、さらに10時35分から52分までの17分間で再びサファリと、たっぷり1時間以上走行を重ねることができた。

 最初の17分間のサファリに続いてスタートしたウォームアップでは、序盤はポールシッターのZENT CERUMO SC430などSC430勢が上位につけるタイムをマークする。しかし、少しずつペースが上がり、GT500勢が2分のラップタイムを切り始めると、DENSO KOBELCO SC430、そしてS Road REITO MOLA GT-Rのミシュラン装着勢が上位につけた。

 このウォームアップでは各チーム決勝に向けたレースセットを煮詰めていくことになったが、途中ARTA HSV-010がラルフ・ファーマンのドライブ中にコースオフ。また、R'Qs Vemac 350Rもコースオフを喫したほか、EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shidenがタイヤが外れるというトラブルに。ドライブしていた高橋一穂はグリーン上でマシンを止めてしまった。

 この車両回収のためか、開始17分でセッションは赤旗中断。10分程度を回収に要し、10時31分に再開。残り7分間を有効に活かすべく、各車が一斉にピットを離れることとなった。再開後は大きなアクシデントもなくセッション終了。GT500クラスのトップはS Road REITO MOLA GT-R、次いで、昨日の予選1回目でエンジンブローに見舞われたENEOS SUSTINA SC430が2番手となった。3番手にはDENSO KOBELCO SC430がつけている。

 GT300クラスのベストタイムは、FIA-GT3勢が好調。エンドレスTAISAN PORSCHEが中盤にベストタイムをマークし、ポールポジションのHANKOOK PORSCHEが続きポルシェ勢がトップ2を独占。3番手はストップしたEVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shidenとなり、JLOC勢のランボルギーニ・ガイヤルドが4〜5番手につけた。

 決勝レースは現地時間の16時(日本時間17時)にスタートが切られる。

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