2013年のスーパーGTシーズン開幕戦を控え、3月16日から岡山国際サーキットでSGT公式合同テストがスタートした。快晴に恵まれた初日午前のセッションではENEOS SUSTINA SC430がトップタイムをマーク。ZENT CERUMO SC430が続き、SC430勢がワン・ツーとなった。

 今季の開幕戦を控え、GT500クラス、GT300クラス合わせて37台のスーパーGTマシンが揃った今回の公式合同テスト。今回のテストは岡山国際サーキットのファン感謝デーも兼ねており、開幕戦を待ちきれない多くのGTファンが早朝からサーキットに詰めかけた。

 気温もかなり上昇し、絶好のテスト日和となった初日午前のセッションは9時30分にスタート。両クラスともコースオープンとともに続々とコースイン。今回がシェイクダウンのチームや、改良したパーツを初装着するチームも多かったが、各車快調に周回を重ねていった。

 時折コースアウト等もあったものの、大きなアクシデントなく進んだセッションは11時30分に終了。GT500クラスは各車40〜60周程度の周回を重ね、多くのデータを収集した。この午前のセッションでトップタイムをマークしたのは、今季国本雄資が加入したENEOS SUSTINA SC430。ただ1台1分21秒台をマークし、次いで前年ランキング2位のZENT CERUMO SC430が続いた。

 3番手につけたのは、柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組のMOTUL AUTECH GT-Rで、GT-R勢最上位に。4番手には伊沢拓也/小暮卓史組のRAYBRIG HSV-010という結果に。今回、HSV-010勢は5台のマシンが4種類異なるエキゾースト出口となっており、各車サウンドが違うのも興味深いところだ。

 GT300クラスは、今回新車のポルシェ911GT3Rをシェイクダウンさせた前年チャンピオンチームのENDLESS TAISAN PORSCHEがいきなりのトップタイムをマーク。2番手には今季中山友貴が加入した無限CR-Z GTが続いた。

 3番手には、前日に2013年仕様に換装されたばかりのGSR初音ミクBMWが入った。当初、13年仕様のBMW Z4 GT3はトランスアクスル仕様になると言われていたが、今回のアップデートではトランスアクスル化はされていない。大橋逸夫監督によれば、「96%くらい13年仕様になっている」とのことだった。

 なお、これまでのエントリーリストに記載されていなかったaprの31号車アウディR8 LMSウルトラの第2ドライバーだが、元F1テストドライバーのファイラス・ファウジーがピットでレーシングスーツを着用している。

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