スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは17日、3月23日〜24日に富士スピードウェイで行われるメーカーテストのエントリーリストを発表した。GT500クラス15台、GT300クラスは19台が参加する。

 この富士メーカーテストはスーパーGTの公式テストではないが、例年多くの車両が参加するテスト。4月の開幕戦に向けた部分もあるが、主なターゲットは5月の第2戦。今回の最大の注目は富士スピードウェイのみで使用されるGT500クラスのロードラッグ仕様の空力パッケージだ。富士は全8戦のうち2戦の舞台であり、ロードラッグ仕様は非常に重要なカギを握っている。各メーカーがどんな15年仕様を投入するのか楽しみなところ。

 そんなGT500クラスは、今季レギュラー参戦する15台が全車参加する。14日〜15日の岡山公式テストでも何台かのマシンが15年仕様のカラーリングで登場したが、今回さらに新カラーリングのマシンが登場しそう。ドライバーの顔ぶれはレギュラーからの変更はない。

 一方、GT300クラスも19台という多くのマシンが集まることになった。この中には岡山公式テストに参加しなかったマシンも登場予定で、大いに注目と言える。PACIFICマクラーレンwith μ'sは白坂卓也、東徹次郎、山脇大輔の3人がドライブ。また、これまで体制が発表されていなかったaprの30号車ニッサンGT-RニスモGT3には、2014年のF3-Nのチャンピオンである小泉洋史が乗り込み、岩崎祐貴とコンビを組む。

 また、今季LM CorsaとしてINGINGが走らせる51号車BMW Z4 GT3も新田守男/脇阪薫一のコンビで登場する。岡山テストで初登場したGT300マザーシャシーの5号車マッハ車検 with「いらこん」には、引き続き密山祥吾、さらに山下潤一郎が加わることになった。

 このテストは平日の開催ではあるが、サーキット入場料(大人1,000円/高校生700円/中学生以下無料)で観覧ができる。また、両日とも無料でピットレーン解放が実施される等、ファン向けのイベントも開催される予定だ。

 ゴールデンウイークの開催までスーパーGTの走りが待てないファンは、ぜひ富士スピードウェイへ。詳細情報は富士スピードウェイホームページ(http://www.fsw.tv)まで。

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