スーパーGT第5戦スポーツランドSUGOは24日、オープニングセッションとなる練習走行が行われ、昨年のSUGO戦のウイナー、MOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムをマークした。2番手にはEPSON HSV-010、3番手にはMJ KRAFT SC430が続いている。
午前9時からスタートしたスーパーGT第5戦SUGOの公式練習。1時間45分に渡る長いセッションのため、序盤から各車積極的に走行する訳ではなく、ゆっくりとしたセッション開始となった。とは言え、SUGOに向け改良を施したりニューマシンを投入したチームはデータを集めたいところもあり、R SPORT LEGACY B4や初音ミク×GSRポルシェは序盤から積極的に走行を重ねている。
中盤までベストタイムをマークしていたのは昨年のSUGOウイナーであるMOTUL AUTECH GT-R。次いでMJ KRAFT SC430、RAYBRIG HSV-010と3メーカーのマシンがトップ3に入る。このラウンドでは各メーカーの戦力が拮抗しているのか、上位には車種が入り乱れることとなった。
序盤は大きなアクシデント等は無かったが、セッション開始1時間近くになってアップル・K-one・紫電やZENT CERUMO SC430がコースオフしたりと、少しずつアクシデントが発生。GT500クラスのマシンとGT300クラスのマシンの軽い接触があったりというシーンも見られた。
このセッションでは終始クラス混走で行われたということもあり、終盤、予選アタックを実行できるマシンはなかなか現れず。MOTUL AUTECH GT-Rがトップ、終盤タイムアップしたEPSON HSV-010が2番手、MJ KRAFT SC430が3番手となった。トップ6に各メーカーのマシンが2台ずつ入る結果となっている。
GT300クラスでは、途中スピンを喫したものの、アップル・K-one・紫電がトップタイムをマーク。前戦セパン戦のウイナー、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7が2番手。ZENT Porsche RSRが3番手となった。マシンに改良を施してきたR&D SPORT LEGACY B4は5番手タイムをマークしている。