スーパーGT史上初めてのタイでの開催となった、ブリーラムに建設された新サーキット、チャーン・インターナショナル・サーキットでの第7戦。初めての開催ということもあり、ひさびさに金曜日からフリープラクティスが行われた。

 15時からの2時間の走行開始に先立ち、12時10分からコースインスペクションの時間が設けられ、多くのスーパーGTドライバー、チームがコースを歩行。サーキットレイアウトや路面について感触を確かめながら、15時からの走行に向けて時間を過ごしていった。

 迎えた15時からの走行では、新コースを少しでも早く習熟しようと多くのマシンがコースイン。ピットイン〜アウトを繰り返しながら、少しずつペースを上げていく。グランドスタンド、そしてターン1、2〜3、最終コーナーとスタンドが設けられているが、金曜走行から多くの地元ファンがスタンドに入っており、初めてのスーパーGTに高い関心が感じられた。

 途中、ターン2やターン7あたりで多くのコースアウトが見られたものの、広大なランオフエリアということもありアクシデントは発生せず。ただ、開始40分というところでターン2にパーツが飛散したため、一度赤旗が提示される。

 その後、大きなアクシデントはなくセッションが進んでいくが、GT500クラスでは勢力図がくっきりと分かれていく。ニッサンGT-RニスモGT500がトップ4を占め、ホンダNSXコンセプト-GTが5〜9番手に。レクサスRC Fがテールエンドに固まっていくという、3ワークスがタイミングモニター上でくっきり分かれていく非常に珍しい光景になっていったのだ。

 最終的に、このセッションは残り5分というところでグリーンテック SLS AMG GT3がピットロード出口でストップ。シンティアム・アップル・MP4-12Cがターン3でストップしたことにより、赤旗のままセッション終了となった。

 結局GT500クラスはDENSO KOBELCO SARD RC Fが9番手に食い込み、NSX勢を一台“食う”ことになったが、GT-R/NSX/RC Fという順序は変わらず。S Road MOLA GT-Rを先頭にD'station ADVAN GT-R、MOTUL AUTECH GT-R、カルソニックIMPUL GT-RとGT-R勢がトップ4を独占した。

 一方、GT300クラスは驚きの結果となる。地元チームのアイモバイル-AASが、アレキサンドレ・インペラトーリのドライブでなんとこのセッションのトップタイムを叩き出した。終盤にタイムを上げたSUBARU BRZ R&D SPORTが2番手、B-MAX NDDP GT-Rが3番手という結果となった。

 また、GT300マザーシャシーを使用した注目のニューマシン、トヨタ・チーム・タイランドの86プロトタイプは、土屋武士のドライブで16番手タイムをマーク。大きなトラブルもなく32周を周回しており、大きな期待を抱かせている。

 注目のスーパーGT第7戦タイは、4日(土)に公式練習と予選が、5日(日)の15時から決勝レースが行われることになる。

本日のレースクイーン

大橋はるなAmbassadeur de MOTUL
2026年 / スーパーGT
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