スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは3日、11月15日〜16日にツインリンクもてぎで開催されるスーパーGT第8戦と、11月14日に開催される公式テストのエントリーリストを発表した。
いよいよ2014年シーズンのチャンピオンが決することになるスーパーGTの今季最終戦もてぎ。GT500クラスでは通常レースと同様15台がエントリーし、全車がハンデウエイトなしの戦いとなる。ドライバー面では既報のとおり、WEC世界耐久選手権にポルシェで参戦するフレデリック・マコウィッキに代わり、18号車ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTに伊沢拓也が乗り込み、山本尚貴とコンビを組む。
一方、GT300クラスは第7戦タイのスポット参戦組に代わり、タイに参戦しなかった国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR、STPタイサンGAIA POWER GT-R、OKINAWA MSA・RUN UP GT-Rといったマシンが復帰し23台が参戦する。こちらもほぼ全車がノーウエイトだが、規定により参戦数が8戦に満たないマシンにはウエイトが残る。
ドライバー面では、LEON SLSが既報のとおり黒澤翼に代わり蒲生尚弥が乗車。また、WAKO'S Exe Aston Martinは車名と安岡秀徒が復帰。TWS LM corsa BMW Z4は同日開催のマカオ・ロードスポーツ・チャレンジに参戦する飯田章に代わり第3ドライバーの佐藤晋也が乗り込むことになった。
また、第6戦の後フェラーリへの車両スイッチを検討していたチーム・タイサンだが、「(同日開催の)マカオGTカップに出場する車両が多くて、うまく見つけられなかった(タイサン千葉泰常代表)」とのことで最終戦もニッサンGT-RニスモGT3でエントリーすることに。
さらに、最終戦に2台目のエントリーを画策していたDIJON Racingも、最終的に1台のエントリーとなった。チームはニッサンGT-RニスモGT3の2台目を投入し、若手での参戦を計画していたようだが諸事情により実現せずとなった。
なお、今回のスーパーGT第8戦もてぎでは、走行前日の11月14日(金)に公式テストが行われる。台数自体は週末のレースと変わらずだが、第3ドライバーが3台登録されており、Snap-on DIJON Racing GT-Rに富田竜一郎が、クリスタルクロコ ランボルギーニGT3に平峰一貴が、OKINAWA MSA・RUN UP GT-Rに藤田竜樹が登録されている。
公式テストは金曜の13時から16時15分で行われる予定で、12時〜12時45分がオープンピットとなっている。