スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは22日、10月4日〜5日にタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催される第7戦のエントリーリストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは現地からの参戦となる2台を含む22台がエントリーし、合計37台が初開催のレースに挑む。

 タイのブリーラムにあるアイモバイル・スタジアム裏に建設されたチャーン・インターナショナル・サーキットは、今回のスーパーGT開催が初のビッグレース。また、スーパーGTにとってもタイでのレース開催は初めてのこととなる。

 GT500クラスは、通常の国内戦同様15台がエントリー。ドライバーも前戦から変更はない。注目はウエイトハンデで、今回のタイ戦は今季の最終戦のひとつ前のレースとなるため、ハンデが半減。ランキング首位で60kgを積むMOTUL AUTECH GT-R、2位のKeePer TOM'S RC F以外は燃料流量リストリクターの流量規制がなくなる。

 一方、GT300クラスは通常の国内戦に参戦しているマシンのうち、マッハ車検withトランスフォーマー30th、国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR、STPタイサンGAIA POWER GT-R、OKINAWA MSA・RUN UP GT-Rという4台がエントリーしていない。WAKO'S Exe Aston Martinについては、第2ドライバーが地元凱旋レースとなるナニン・インドラ・パユーングとなり、車名も『P.MU Exe Aston Martin』となった。PUMA KRH PORSCHEは、峰尾恭輔が都筑晶裕とコンビを組む。

 また、今回注目と言えるのが現地からの参戦チーム。1台はすでに明らかにされているとおり、GT300マザーシャシーのデビューとなる、トヨタ・チーム・タイランドの86。車名は『arto-MC86』、カーナンバーは194となり、土屋武士とナッターウッド・シャロエンスクハワタナがコンビを組む。

 さらにもう1台、現地からの参戦として、i-mobile-AASというチームが参戦することになった。参戦車両はGT3カーのポルシェ911 GT3Rで、タイ人ドライバーのブティコーン・インサラプバサクが、ひさびさのGT300参戦となるアレキサンドレ・インペラトーリとコンビを組む。なおこの車両はミシュランを履く。

 初開催という面はもちろん、GT500、GT300ともタイトル争いの面で非常に重要なラウンドとなる第7戦タイ。37台のマシンがどんなレースを展開するか、楽しみなところだ。

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