スーパーGTの2013年最終戦はツインリンクもてぎで2日、公式練習が行われGT500クラスはZENT CERUMO SC430がトップタイムをマーク。2番手にはRAYBRIG HSV-010が続いた。GT300クラスはGAINER DIXCEL SLSがトップタイムとなっている。
いよいよ2013年シーズンの最終戦を迎えたスーパーGT。第8戦の舞台ツインリンクもてぎの予選日の朝は晴天で、やや肌寒さもあるものの、この時季らしい気候の下迎えた。午前9時からスタートした2時間の公式練習がコースオープンとなると、多くのマシンが一斉にコースイン。午後の予選、明日の決勝に向けてマシンのセットアップを進めていった。
ただ、走り出しは路面がスリッピーなのかスピンなども見られ、開始17分にはチャンピオン争いの権利を残すGT500クラスのKeePer TOM'S SC430が最終コーナーでコースアウト。グラベルにストップしてしまったため、一度目の赤旗が提示された。
さらに、開始40分過ぎには2コーナーでランキング首位のZENT CERUMO SC430がスピン。グラベルにつかまってしまいこのセッション2回目の赤旗が。ただ、KeePer TOM'S SC430、ZENT CERUMO SC430ともダメージはほとんどなく、再びコースに戻っている。その後もGT300クラスのクリスタルクロコ ランボルギーニ GT3、GT300ランキング首位のMUGEN CR-Z GTがスピンするシーンもあったが、こちらは無事にコースに戻った。
8台にチャンピオンの権利が残っているGT500クラスは、序盤はタイトルを争う車両が上位につけている。スピンから再走したZENT CERUMO SC430、次いでウイダー モデューロ HSV-010、PETRONAS TOM'S SC430というマシンが公式練習序盤のトップ3につける。一方、GT300クラスもタイトルを争うMUGEN CR-Z GTが序盤のトップタイムをマーク、OKINAWA-IMP SLSが続いた。
その後、GT500クラスの上位陣のタイムの変動は少なく、残り20分をすぎGT300クラスの専有走行がスタート。ただし、この専有走行開始時にGT500クラスのWedsSport ADVAN SC430がマシントラブルが発生したかS字立ち上がり付近でストップしてしまっている。
GT300クラスは、専有走行前に順位が入れ替わり、GT300クラスのタイトルを争うGAINER DIXCEL SLSがこのセッションのトップタイムをマーク。MUGEN CR-Z GT、OKINAWA-IMP SLSとタイトルの権利を残すマシンが上位につけることに。ランキング2位のGSR初音ミクBMWは8番手で公式練習を終えた。
GT500クラスは、ZENT CERUMO SC430がただ1台1分41秒台までタイムを縮めトップで公式練習を終えることに。2番手には専有走行時にタイムアップしたRAYBRIG HSV-010がつけた。3番手にはDENSO KOBELCO SC430が続き、ウイダー モデューロ HSV-010は4番手、PETRONAS TOM'S SC430は5番手でセッションを終えている。