3月10日、鈴鹿サーキットでスーパーGTのメーカーテスト1日目午後のセッションが行われ、午前に続きRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがトップタイムをマークした。RAYBRIGのタイムは1分45秒485となっている。

 かなり冷え込んだ1日目午後の鈴鹿メーカーテスト。午前中にトラブルに見舞われたGT300クラスのグッドスマイル 初音ミク AMGは、トラブルが修復できないとして午後のセッションがしばらく経ったところでマシンを撤収してしまった。そのため、午後は11台が走行している。

 開始直後の14時10分には、このセッション唯一の赤旗が提示される。WedsSport ADVAN RC Fがスプーン立ち上がりでコースアウトを喫し、グラベルにストップ。午前もコースアウトがあったWedsSportだが、ダメージは小規模で、午前同様ふたたびコースに戻っている。

 その後は順調に走行は推移し、午前同様ホンダNSXコンセプト-GT勢がトップ3を占める結果となった。100号車RAYBRIG NSX CONCEPT-GTがマークしたタイムは1分45秒485。昨年のこの季節の鈴鹿テストでも45秒台は出ていたが、それでも素晴らしいタイムと言えるだろう。

 GT300クラスでは、午後はディレクション・レーシングの63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3がトップタイム。午前はJLOC、午後はディレクションが首位と、ウラカンが好調の様子。また、ヨルグ・ミューラーが日本での初ドライブを果たしたStudie BMW M6も2番手につけているが、これらのGT3勢はまだセットアップも本格的ではない状況なので、今後のタイムアップも期待できそうだ。

 スーパーGTのメーカーテストは11日も行われる予定だ。

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