7月19日から鈴鹿サーキットで開催されているスーパーGTの公式テストは20日、2日目午前のセッションが行われ、GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムをマーク。GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがこの3セッション連続のトップタイムとなった。

 前日に引き続き晴天となり、酷暑の中で迎えたスーパーGT鈴鹿公式テストの2日目。この日は土曜日ということもあり、朝からたくさんのファンが鈴鹿サーキットを訪れた。ただ、週末にスーパー耐久第3戦ツインリンクもてぎがあることから、何人かのドライバーはもてぎに向かっている。

 午前9時からスタートしたセッションでは開始直後、S字の入り口でPanasonic apr PRIUS GTがストップ。車両回収のために一度目の赤旗が提示された。再開直後にもHANKOOK PORSCHEがコースアウトするシーンが見られた。

 GT500クラスは、路面にラバーが乗っているためか序盤からペースは速め。数ラップのランをこなすチームあれば、10ラップ以上のロングなどメニューはさまざまで、序盤はDENSO KOBELCO SC430がトップに。PETRONAS TOM'S SC430が続いた。

 一方、GT300クラスでは第3ドライバーが序盤多く搭乗。井口卓人がドライブしたSUBARU BRZ R&D SPORTはロングランを実施。着実にタイムを縮め、前日午前に佐々木孝太がマークしたタイムのコンマ2秒落ちまでタイムアップした。また、エヴァRT初号機アップルMP4-12Cにはカルロ・バンダムが、ARTA CR-Z GTには野尻智紀が乗り込んだ。

 終盤、残り約15分というところでPanasonic apr PRIUS GTが逆バンクで3回目のストップ。赤旗が提示されてしまう。この赤旗再開後には、2コーナー立ち上がりでPETRONAS TOM'S SC430がコースアウトした。

 終盤、チェッカー前にMOTUL AUTECH GT-Rがタイムを上げ、このセッションのトップタイムをマーク。2番手はZENT CERUMO SC430、3番手はREITO MOLA GT-Rという順位となっている。HSV-010勢の最上位はKEIHIN HSV-010の6番手だった。

 GT300クラスは、SUBARU BRZ R&D SPORTがこの3セッション連続のトップタイム。2番手にS Road NDDP GT-R、3番手にARTA CR-Z GTと、前日からトップ3は変化していない。なおセッション終了後、サーキットサファリが開催され、午後のセッションまでの間にピットウォークも実施。多くのファンで賑わいをみせている。

本日のレースクイーン

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