4月22日、6台のGT500、2台のGT300車両によるタイヤメーカーテストがオートポリスにおいて開催され、初日はカルソニック IMPUL GT-Rが1分35秒151のトップタイムをマーク。コースレコード(1分38秒174)を3秒も縮めた。またGT300でもMUGEN CR-Z GTが1分45秒675と、こちらもコースレコード(1分47秒222)を更新した。

 曇天のオートポリス、気温13℃と肌寒い10時に午前2時間のセッションが始まった。ここで1分35秒673でトップを奪ったのは、MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリ。週末の雨でコースコンディションが整っていないこの時点で、前年のポールタイムを1.5秒も上回った。

「第3戦に向けてタイヤを選ぶというテストはもちろん、富士に向けてもまだまだ課題が多いのでメニューはたくさんあります」とニスモ鈴木豊監督。ZENT CERUMO RC Fは黒いボンネットを装着していたが、これは「開幕戦と同じもので、カラーリングが間に合わなかっただけ(立川祐路)」。WEC第1戦シルバーストンから帰国したばかりの松田次生も、インターバルにオートポリスへ到着。疲れも見せず元気そうな表情をみせていた。

 GT300でも軽量タイプのバンパーを装着したSUBARU BRZ R&D SPORTの佐々木孝太が1分45秒982と、こちらも昨年のポールタイムをアッサリと1秒以上更新した。

 午後も晴れず気温も上がらないオートポリス。14時から2時間のセッションがスタートした。開始30分ほどで雨がポツポツと落ちて来たが、コースを濡らすほどまでにはいたらず。各チームピットイン/アウトを繰り返しながら順調に進んでいたテストだったが、中盤15時過ぎにRAYBRIG NSX CONCEPT-GTの武藤英紀が、第1ヘアピン手前の60Rでクラッシュ。スポンジバリアを派手に飛ばし右フロントを大破したが、ドライバーは無事だった。このアクシデントでセッションは20分ほど中断。

 午後のセッションでは、カルソニック IMPUL GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがトップタイムを1分35秒151に更新。「今日は少し寒かったし明日は0.5秒アップすると思うよ。このタイムは4年前のフォーミュラ・ニッポンのタイムだよ!」と本人も驚いた様子。GT300ではMUGEN CR-Z GTの中山友貴が1分45秒675へタイムアップした。なおSUBARU BRZ R&D SPORTは、マイナートラブルもあり大事を取り早めにセッションを終了。「明日に向けて大きな問題はないと思います」と佐々木は笑顔をみせた。

 今回は残念ながらピットウォークは開催されないが、昼間のインターバルには体験走行会(1台2周1,000円)も実施。テストは23日にも開催される。

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