スーパーGT第2戦富士は予選スーパーラップが行われ、雨や止んだもののウエットコンディションで行われたアタックの中、中山友貴駆るEPSON HSV-010がポールポジションを獲得。GT300クラスはGAINER DIXCEL DUNLOP R8がポールを獲得した。

 予選Q1での結果を受け、上位10台が進出したスーパーラップ。しかしGT300ではマネパ ランボルギーニ GT3が、GT500ではカルソニックIMPUL GT-Rがトラブルが発生したようでSL出走を断念。両クラス9台がアタックに臨むこととなった。

 かなり雨は止んできており、コース上の水量も減ってはいるものの、相変わらずのウエット路面でGT300クラスの予選がスタートすることとなったが、まずはファーストアタッカーのapr HASEPRO PRIUS GTは1分54秒420というタイムをマークする。

 続くアタッカーの中では、今回がニューマシンのtriple a Vantage GT3がひとつポジションを上げるも、谷口信輝駆るGSR初音ミクBMW、松浦孝亮駆るARTA Garaiya、関口雄飛のS Road NDDP GT-Rとアタッカーが走るごとにタイムを塗り替えていった。

 ART TASTE PORSCHEを駆るティム・ベルグマイスターがポジションを落としたものの、9番手アタッカーとなるGAINER DIXCEL DUNLOP R8の平中克幸は、他を大きく引き離す1分50秒249という圧倒的なタイムをマーク! 最終アタッカーのJLOC ランボルギーニ GT3が8番手と沈み、これで開幕戦ウイナーのGAINER DIXCEL DUNLOP R8がポールポジションを決めた。

 続くGT500クラスのスーパーラップ。完全に雨は止み、路面は乾く方向で推移していったが、ファーストアタッカーのウイダーHSV-010を駆る小暮卓史が1コーナーでコースオフ。4輪が脱輪してしまいノータイムとなってしまう。

 そんな中、GT500のスーパーラップは、富士を得意とするSC430勢が着々と好タイムをアタックしグリッドの上位を埋めていく展開に。石浦宏明駆るDENSO KOBELCO SC430がひとつポジションを落としたものの、SC430速しの印象をつけた。

 しかし、そんなSC430勢の上位につけたのは中山友貴駆るEPSON HSV-010。このコンディション下で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、トップに浮上! 続くMOTUL AUTECH GT-Rが4番手に沈む中、中山&EPSON HSV-010がポールポジションを獲得してみせた。これでダンロップタイヤ装着車がGT500とGT300の両クラスでポールを決める結果となった。

 GT500クラスではフロントロウ2番手にENEOS SUSTINA SC430、以下DENSO KOBELCO SC430、MOTUL AUTECH GT-R、PETRONAS TOM'S SC430と続くトップ5となっている。

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