スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOは28日決勝日を迎え、午前9時からフリー走行が行われた。GT500クラスはARTA HSV-010が、GT300クラスはDIJON Racing IS GT-Rがベストタイムをマークしている。

 予選後雷雨に襲われ、雷による停電もあったスポーツランドSUGO。しかし決勝日を迎え雨も上がり、曇り空ではあるものの時折晴れ間も差す中、午前9時からのフリー走行を迎えた。ただ、コース上はレコードラインはほぼ乾いているものの、ウエット部分がかなり残る状況で多くのマシンがコースインしていった。

 決勝に向けて燃料を積みセットアップが進められていく中、開始10分というところの4コーナーで、GT300クラスの予選4番手Panasonic apr PRIUS GTとエヴァRT初号機アップルMP4-12Cが接触。マクラーレンがスピンする形でストップしてしまったため、車両回収のため赤旗中断となってしまう。

 両車は大きなダメージはなく、どちらも自走でコースに復帰。セッションは9時15分に再開されたが、4分後に再びPanasonic apr PRIUS GTが4コーナーでコースオフ。この車両回収のために再び赤旗が提示され、9時24分に再開。セッションは9時35分まで延長されることとなった。

 各車ロングランを重ねていく中、チェッカー間際にタイムアップし、ベストタイムをマークしたのは松浦孝亮がドライブしたARTA HSV-010。次いでRAYBRIG HSV-010、KEIHIN HSV-010、ウイダー モデューロ HSV-010とホンダHSV-010勢がベストタイム上はトップ4を占めている。5番手にはカルソニックIMPUL GT-Rがつけた。

 GT300クラスはDIJON Racing IS GT-Rがベストタイムをマーク。MUGEN CR-Z GT、HANKOOK PORSCHEというトップ3となった。スーパーGT第4戦SUGOの決勝レースは、この後14時にスタート予定だ。

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