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2014 SUPER GT 第4戦 SUGO GT 300KM RACE レースレポート
日程:予選/決勝/7月20日(日)
開催サーキット:スポーツランドSUGO(宮城県)
参戦クラス:SUPER GT GT300クラス
エントラント:DIJON Racing
ドライバー:Takamori博士、田中勝輝
マシン:Snap-on DIJON Racing GT-R
(日産 GT-R NISMO GT3 /R35)
結果:予選:GT300クラス21位
決勝:GT300クラス19位(68Laps)
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スーパーGTシリーズ第4戦『SUGO GT 300KM RACE』が宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。オートポリスの前回大会から約1ヶ月半と長いインターバルを挟み開催された第4戦SUGOだ が、SUGOには魔物が住むと言われ、毎年様々な波乱に満ちたレース展開となることが多い。今大会も土曜は霧による視界不良で予選セッション が日曜に順延となるなど波乱に満ちたレースとなった。DIJON Racingは『SUGO GT 300KM RACE』にTakamori博士と田中勝輝のコンビで参戦し、粘り強くチェッカーを目指した。
■7月19日 土曜日 公式練習
この日のスポーツランドSUGOは朝から小雨が降るあいにくの天候の中、朝9時00分から最初の走行セッションとなる公式練習が開始された。
走行開始の時間と共にTakamori博士がステアリングを握りコースイン。今回Snap-on DIJON Racing GT-Rは事前のメンテナンス作業で駆動系の部品を大幅に交換したため、アウトインラップを頻繁に行い、まずはマシンの動作確認作業を行う。
開始35分を過ぎた頃、一通りの予定チェックリスト項目を終えた後に計測3LAPのタイムアタックを終えたTakamori博士はピットインし、田中勝輝選手へドライバー交代する。このピットインとほぼ同タイミングでコースアウト車両回収の為に赤旗が提示されセッションは一時中断となるが赤旗解除と共に田中勝輝がコースイン。
田中勝輝はコースコンディションを確認すべく完熟走行を重ねていく。空から降り注ぐ雨も徐々に弱まり始め、コース上の雨量も徐々に少なくなってきた。
ここで路面コンディションを確認するために浅溝レインタイヤに交換して再度Takamori博士がコースイン。浅溝レインタイヤの感触が良かったので、確認のためにTakamori博士から田中勝輝へドライバーチェンジ。しかし、田中勝輝がコースインすると共に激しい雨が降ってきてた。路面の雨量は多く、コースアウトする車両があり、すぐに2度目の赤旗が提示される。
雨が降ったりやんだりとめまぐるしく変わる天候の中、公式練習走行も残り15分となった。GT300占有走行時間、Takamori博士がコースイン。順調にタイムアップするもタイヤにスローパンクチャーが発生してマシンをコース上に留める事ができずに馬の背コーナー外側のグラベルを走行。大量の砂利がマシンへに入り込んでしまいピットイン。残り時間2分を残して公式練習を終了した。
■7月19日 土曜日 公式予選(中止)
午前中に降っていた雨は予選Q1セッション開始前に一度は止んだものの、開始5分前に再度小雨が降り出してきた。局所的に濃い霧が発生して視界不良となり予選Q1セッションは天候の回復されるまでディレイが決定された。ドライバーはマシンに乗り込んだまま、予選が開始されるのを待つも、14時43分より予選Q1セッションが行われるとアナウンスされた直後にまたも霧が発生し再びディレイとなる。その後も霧が晴れるのを待つが、最終的には視界不良により土曜日の予選セッションは中止となり、日曜朝へと順延となってしまう。
■7月20日 日曜日 公式予選(天気:雨のち曇り / コース:セミウエット)
日曜日も朝から小雨の降る天候となってしまったスポーツランドSUGO。変更となった予選セッションは9時05分より行われる。通常の予選とは異なり、Q1,Q2は無く、25分間の1本勝負となった。このセッションでアタッカーを務めるのはTakamori博士。
まずは深溝レインタイヤを履いて午前9時05分にコースインする。無線でコースコンディションを報告しながらサイティングラップするが2周も走行すると微かに路面は乾きかけてきている。そこで、Takamori博士は『まだ路面はウェットだが、セッションの最後は浅溝レインタイヤでいけるかも』と無線でチームに浅溝レインタイヤを準備するように指示。
コンディションは徐々に回復してきたため、浅溝レインタイヤに交換するためにピットイン。タイヤ交換してTakamori博士は再度アタックに移り、ベストラップを更新していく。最終的に1分29秒802までタイムを短縮し、GT300クラス21位という結果で予選セッションを終了した。
■7月20日 日曜日 決勝(天気:曇り時々雨 / コース:セミウエット)
午前中に降っていた雨も午後には止み、ウォーミングアップ走行を経てスターティンググリッドに並ぶ頃には路面コンディションは、ほぼドライコンディションまで回復した。
今回のスタートドライバーは田中勝輝が務める。14時00分、全車スリックタイヤでフォーメーションラップスタート。しかし、フォーメーションラップ中に雨が降り出してしまう。急激なコンディション変化の為、エキストラフォーメーションラップが2周追加され、このため81周の決勝周回数は2周減算され79周のレースで争われる事になる。
路面の滑りやすさを訴える田中はスタートラップで緊急ピットイン。タイヤをスリックタイヤからレインタイヤへと交換して戦列に戻るも4周目を迎える頃には雨は完全に上がり、濡れた路面は徐々に乾き出し、ついには7周目を走行する頃には再びドライ路面に戻ってしまった。
これにはたまらず、序盤にレインタイヤに交換したライバルチームが次々とピットインする。DIJON Racingも田中を再びピットに呼び戻し、スリックタイヤへと交換するが、なかなか発熱しないスリックタイヤで苦労する田中はなかなか本来のペースに上げる事が出来ずにいた。
田中は30周を走行してピットイン。Takamori博士へとドライバー交代を行う。タイヤの摩耗はそれほどでも無く交換の必要は無かったため、チェッカーまで走りきる量のガソリン給油のみでコースへ復帰した。
Takamori博士は後方から迫るGT500マシンを上手く処理しながら安定したレースラップを刻み周回を重ねる。
しかし50周を過ぎた頃、ハイポイントコーナーやレインボーコーナーで再び雨が降りだし、コースは滑りやすい状況を示すオイルフラッグが提示される。ワイパーが必要な程に雨量が増えてきたため、Takamori博士は無線でレインタイヤの準備を要請、もうドライタイヤのままでは無理なほどコースコンディションは悪化していった。
53周目にピットインしてレインタイヤに交換する。コースアウト車両が続出する難コンディションの中、Takamori博士は順調に周回するが予想に反して急に雨は止んでしまい、路面は再びドライコンディションへ。レインタイヤのままで残り周回をなんとか粘り強く走りきり19位でチェッカーフラッグを受けた。天候に振り回され続けたSUGO GT 300KM RACEとなった。
次戦は8月9日から行われるシリーズ第5戦『FUJI GT 300KM RACE』となります。今年2度目の開催となる富士スピードウェイで熱い戦いをお見せできる様、チーム一丸となって更に頑張ります。引き続きDIJON Racingの応援を宜しくお願い致します。
