Team Le Mans
Formula NIPPON RACE REPORT
Round1-SUZUKA
DRIVER:大嶋 和也
CIRCUIT:1LAP=5.807km
RACE:38LAPS(220.666km)
■9番手スタートからの追い上げで5位入賞。
2011年のフォーミュラ・ニッポンは、3月11日に発生した『東北地方太平洋沖地震』により、当初の予定より1ヶ月遅れで開幕を迎えた。今年のカーナンバー7、「Team LeMans」のドライバーには大嶋和也を起用、監督はトラックエンジニアと兼任の山田健二が務める。
5月14日(土)、よく晴れた青空の下、予選日を迎えた。予選方式は昨年から引き続いてのノックアウト方式。まずは13:30〜13:50の20分間でQ1が行われた。開始後、大嶋は他車の動きを見つつまずはUSEDタイヤでコースイン。状況を確認すると、ピットに入りニュータイヤを装着。Q3を見据えた7分間でのアタックを想定し、残り時間が6分を切るまでピットで待機。残り時間が5分40秒になった頃、アタックに向けて再度コースイン。全16台中12台がQ2へと進出できるため、8番手獲得の大嶋はQ2へと駒を進めた。晴天の下に開始された予選だったが、天候の変化により、14:00からのQ2が始まる頃にはメインストレートでもポツポツと雨粒が感じられるほどに。雨量は多くなかったために各車ドライタイヤのままアタックを開始。7分間で行われたQ2で、大嶋は渾身のタイムアタックを行うも、わずかに及ばず9番手。惜しくもQ3への進出ならず、ここでグリッドが決定した。
5月15日(日)も前日に続き好天に恵まれた。13:45からフォーメーションラップが開始され、1周の隊列走行を終えるといよいよ開幕戦がスタート。直後の1コーナーで2台のマシンがスピンアウト、その混乱を上手くかわした大嶋は、オープニングラップで一気に順位を上げて5番手に。10周を過ぎると上位陣にも少しずつピットインする車が出始め、大嶋も15周を終えてピットイン。タイヤ交換の義務付けレースのため、4輪のタイヤ交換と給油を済ませ、再びコースイン。アウトラップで後車に並ばれかける場面も見られたが、これを上手くブロックし、タイヤが温まった後は、逆に後続を引き離して前車に詰め寄って行く。21周目に入ったメインストレート上でオーバーテイクを使用して前車をかわし、ポジションアップ。全車がピットインを済ませたところで5番手。まだまだ追い上げの手を緩めない大嶋は、前車をその差1秒以下という射程圏内に捕らえながら接近戦を繰り広げるものの、順位を上げることは叶わず、5位でチェッカーを受けた。
⇒大嶋 和也のコメント:
「テストがあまり出来なくて、データが少ない状況で臨んだ開幕戦でしたが、チームが頑張ってくれて予選までには車のレベルはかなり高くなっていました。Q2ではアタックのタイミングに向けたタイヤの温め方が足りず、通過できませんでした。決勝に向けては、リアのグリップを上げるために新しいセッティングを試したのですが、それがうまく行って決勝では5位まで追い上げることができました。次戦のオートポリスでは、ポールトゥウィン目指して頑張ります!」
⇒山田健二 監督のコメント:
「土曜朝のフリー走行では、ドライのセットアップからセッションを通して手応えを感じていました。予選はQ3へ進むことを前提に、まずQ1では思い切ったセットアップで挑みました。無事にQ1からQ2へ進んだのですが、Q2ではアタックに向けてのタイヤの温め方が満足でなく、気を取り直して1周タイヤを休ませてから、最後のアタックへと挑みましたが、セクター1,2と自己ベストが出たところでセクター3の区間で雨に降られてしまって。結果まともなアタックができずに終わってしまいました。日曜の朝のフリー走行では、予選Q3でやろうとしていたセットアップを試したところ、車の状態がとても良かったので、決勝では追い上げていけるだろうと感じました。レースでは追い上げが上手くいって9位から5位へのポジションアップが叶い、ポイントも獲得できたので、大嶋のチーム移籍後初としてはまずまず良いレースができたと思います。ただこのレースで新たな課題も見えましたし、表彰台を期待して下さっていた周囲の期待には応えられていません。次戦のオートポリスでも、他チームに負けないセットアップをし、最低でも表彰台!という目標は変わりません。ご声援ありがとうございました。」
