トヨタ/レクサスのモータースポーツファン感謝イベントである『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2011』が27日、富士スピードウェイが行われ、F1やスーパーGTをはじめ多くのレーシングカーが走行。集まった3万人のファンを魅了した。
新たに『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL』と名称が変わった今年のイベント。朝からファンの手により、まるでニュルブルクリンクのようにホームストレート上にメッセージを書き込む『メッセージドローイング』からイベントがスタート。セレモニーに続いて『ヘリテイジ・オブ・トヨタ』として、トヨタ7や2000GT、WRC仕様のST165トヨタ・セリカ、ル・マン用トヨタTS020など往年の名車たちが混走し、懐かしいサウンドを披露。『ヘリテイジ・オブ・トヨタ』の最後には、中嶋一貴が乗り込みトヨタTF109をドライブ。2年ぶりのF1マシンで走行し観衆を沸かせた。
続いて『GAZOO Racing スペシャルラン with SUBARU』と題してニュルブルクリンク24時間を戦ったレクサスLFAの歴代車両やアルテッツァなど多くのマシンが走行。今回はそれに今季クラス優勝を飾ったスバル・インプレッサWRX STI tsが加わり、ニュルの雰囲気を再現。それに合わせ、豊田章男社長がサプライズとして東京モーターショーで公開予定の『86』を駆り登場。詰めかけた報道陣から多くのフラッシュが焚かれた。
また、フォーミュラ・ニッポンのスペシャルバトルやスーパーGTのバトルも実施。さらにサーキットサファリやドリフト・エクストリーム、ヒストリックカーのデモランなどコース上で多くのイベントが行われたほか、トークショーやガレージ裏でのイベントも多数行われ、モータースポーツを中心として多くのファンがイベントを楽しんでいた。