今週末に日本ラウンドを迎えるWTCC世界ツーリングカー選手権が、鈴鹿サーキットで記念のレースを迎えることになった。
現行のWTCCは、2005年にFIAの世界選手権としてスタートをきり、以来、世界23カ国、32のサーキットでレースを開催してきた。日本でも2008年に岡山国際サーキットで初めて開催され、2011年からは鈴鹿サーキットの東コースに舞台を移し、今年もシリーズ第10ラウンドとして22日(日)に決勝が行われる。この鈴鹿のレース2がシリーズ通算200戦目にあたるのだ。
これまでWTCCには、世界34カ国から190名ものドライバーがレースに出場しており、10社のマニュファクチャラーのマシンが登場。今年の鈴鹿には、今季ワークス参戦しているホンダとラーダのほか、シボレー、BMW、セアトのマシンも出場する。
また、これまでに30名のドライバーがレースで勝利し、36名がリードラップを記録。67名のドライバーがポイントを獲得してきた。
タイヤは、日本のヨコハマが2006年からワンメイクサプライヤーを務め、現時点でFIAの世界選手権にタイヤを供給する唯一の日本メーカーとなっている。(供給は2015年まで)
ちなみに、シリーズ100戦目は2009年ポルトのレース2で、この時はBMW(BMW 320si)を駆るアウグスト・ファルファスが勝利している。