WTCC世界ツーリングカー選手権は予選日を迎え、30分間のフリープラクティス1回目が行われた。このセッションでトップタイムをマークしたのはアウグスト・ファルファス(BMW320si)がトップタイムをマークした。
アジアン・ル・マン岡山の走行が終わって間もない午前8時30分にスタートしたプラクティス1回目。コースオープンとともに、最も1コーナー寄りに陣取るセアト勢を先頭にして一斉にWTCCマシンがコースに飛び出した。
このセッションでは各車ピットイン、アウトを繰り返しその都度マシンをチェックする走行となったが、開始8分、パイパーコーナーの出口でステファノ・ダスティ(BMW320si)がコースオフ。アウト側のバリアにクラッシュしたため、赤旗でセッションは一時中断。その後8分後にセッションが再開となったが、パイパーコーナーではその後もアラン・メニュ(シボレー・クルーズ)がコースオフするなど、昨日からかなりコースオフが多いコーナーとなっている。
9時5不にチェッカーが出たこのプラクティス1回目は、最終的にファルファスがトップタイムをマーク。アンディ・プリオール(BMW320si)が2番手につけ、BMWがワン・ツーとなった。
インディペンデントクラスの最上位は総合7番手のフェリックス・ポルテイロ。谷口信輝(BMW320si)は機能に続きインディペンデントの3番手となる12番手につけた。荒聖治(BMW320si)は総合17番手、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(セアト・レオンTFSI)は20番手だった。
この後WTCCは11時10分からフリープラクティス2回目が行われ、アジアン・ル・マンの決勝が終わった後の16時から予選が行われる。