ロシアの自動車メーカーとして世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦しているラーダは13日、2014年の新規則に対応したニューマシン「グランタ」を発表した。
昨年は、ホームレースのロシアラウンドでジェームス・トンプソンがチーム最高位の5位を獲得するなど着実にパフォーマンスを高めてきたラーダ。今シーズンは2012年のシリーズチャンピオンであるロブ・ハフを新たに迎え入れ、トンプソンとミハイル・コズロフスキーの3台体制でライバルのホンダ、シトロエンに挑む。
ラーダはこの日、オレカとの提携で新たに開発したグランタをチームの本拠地があるフランスのマニクール・サーキットで披露し、シェイクダウンを行った。
オールレッドに彩られたグランタは、新しい車両規則を最大限に活かした空力パーツが特徴的で、今季採用の18インチタイヤを覆うワイドフェンダーなどがマシンの戦闘スタイルを大幅に進化させている。