S-FJもてぎ地方選手権シリーズ第5戦

 金曜日からここ2戦で連勝している篠原拓朗選手がトップタイム。他の選手達のターゲットタイムとなりセカンドグループは混戦必死の状況。

 予選も篠原選手がリードして他が追う展開に。篠原選手は早々とトップタイムを記録して2ヒートの決勝に備えてピットイン。他のタイムを様子見しながらピットに待機する。二番手は堤選手、3番手は里見選手、4番手は武村選手、5番手は手塚選手とランキング上位陣が並んだ。

 ヒート1篠原選手はスタートを決められず1コーナーで一瞬抜かれたものの、冷静にクロスラインを取ってトップをキープ。その後は本来の走りを取り戻し1ヒートを制した。後続ではシグナルの不具合もあり点灯と消灯タイミングが遅めで数台のマシンがジャンプスタートのペナルティを取られ予選と順位が入れ替わった。

 ヒート2はトップ篠原選手がスタートを決め、武村選手、里見選手が続く。1コーナーで5番手スタートの長島選手がアウトから2台を抜いて2番手に浮上。トップを行く篠原選手のペースに2番手移行が離されていく。

 この後2番手長島選手が5コーナーでミスを犯し130Rで併走、S字入口でイン側を走っていたところ外側から里見選手がマシンを寄せて接触。この危険行為により里見選手にはペナルティが与えられた。

 篠原選手は後半はリードを減らしたものの5秒以上の大差をもって独走で3連勝を修めた。堤選手が2位、武村選手が3位表彰台となった。予選7番手から決勝では一時2位を走っていた長島大輝選手が接触によりフロントサスペンションを傷め後退。4位でレースを終えた。

篠原拓朗選手コメント
今回のレースは全てのヒートで1位になれたものの、決勝の後半のペースの問題度がとても大きく、良い勝ち方と言えるレースではありませんでした。今後のレースはだんだん気温も下がり、タイヤには優しい温度になってはきますが今回と同じことにならない様この課題を改善していきます。次回は最終戦となり、シリーズポイント争いも絞られてきてはいますが、更に気を引き締めて次戦も優勝してもてぎシリーズを締めくくります。サポートして下さった方々、応援して下さった方々、ありがとうございました。次戦も優勝しますので応援宜しくお願い致します。

長島大輝選手コメント
今回はメカニックといつも以上に相談し、セット変更も決勝日ながらも良い方向に向かってくれた週末でした。タイムもトップと変わらなくなってきましたが、今回のレースは接触という最悪な結果で終えてしまいました。開発を担当するF109での価値ある表彰台が見えていただけに、相手選手のつまらない行動によ り台無しになってしまいました。次回はそんなことがないようにしていただきたいです。次回は最終戦、もっと戦闘力を高めて1位を獲ります!

本日のレースクイーン

佐波芽衣さなみめい
2025年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円