レッドブル・レーシングのチームプリンシパルであるクリスチャン・ホーナーはチームを率いていく力を持っていないと、元F1チームボスでマーク・ウエーバーのマネージャーを長く務めてきたフラビオ・ブリアトーレが批判した。

 マレーシアGPでセバスチャン・ベッテルがチームオーダーを無視してウエーバーをオーバーテイクして勝った一件を受け、ブリアトーレはホーナーはチームの中で統率力を示していないと述べた。

「(セパンを見て)レッドブルで責任を担っている人間が誰もいないということがはっきりした。ベッテルがボスだ」とブリアトーレはRAI Radioに対してコメントしている。

 ブリアトーレは、レッドブルにはホーナーの他に、テクニカルディレクターのエイドリアン・ニューエイ、レッドブルのモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ、レッドブル社の創設者ディートリッヒ・マテシッツといった多数のボスがいて、意思統一がとれていないと考えている。

「しっかりした(チーム)マネージャーがいれば、あの後また順位を入れ替えさせはずだ」とブリアトーレ。
「ピットウォールに考えの違うふたりの人間がいることが問題だ。ヘルムートは背後でマテシッツと話をしている。だから皆が恐れているのだろう」

 レッドブルが今季初めての優勝を獲得したマレーシアで表彰台に上ったのがホーナーでなくニューエイだったことも、ホーナーの権力のなさを表しているとブリアトーレは述べた。

「普通ならシーズン初優勝の表彰台にはチーム代表が上るものだ」
「クリスチャンは表彰台に上る力すらない。チームはチームマネージャーではなくドライバーを怖がっているのだ。普通はタイトルを取ったりシーズンで初めて勝った場合にはまずは(代表である)自分が(表彰台に)上り、その後にレースエンジニアやテクニカルディレクターを上げるものだ」
「1-2フィニッシュを成し遂げたレースでクリスチャンは表彰台に上らなかった。つまり他より弱いということがはっきりした」

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