◆◆速報!!◆◆
SUPER GT 第4戦
「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」 公式予選
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■開催月日:2009年6月20日
■開催場所:セパンサーキット(マレーシア)
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■「MOTUL AUTECH GT-R」、3戦連続PP獲得。狙うは連勝のみ!
第3戦富士から1か月半のインターバルを置いて、SUPER GTシリーズは1年ぶりにマレーシア、セパンラウンドを迎えた。20日朝の公式練習は10時から始まった。セッション開始数分で雨がポツポツと落ちてきて、やがてコースを一気に洗い流すかのような大雨となり、各チームはピットに車両を戻して様子をうかがった。やがて雨は小降りとなり、各車はレインタイヤでコースイン。前戦で優勝し40kgのハンディウェイトを搭載する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は4位となった。
またハンディウェイト38kgの「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)が3位、ランキングトップで62kgのハンディウェイトを搭載する「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が7位、ハンディ8kgと軽量な「HASEMITOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は10位とまずまずの位置につけた。
天候が回復した14時15分、気温33℃、路面温度46℃、南国特有の蒸し暑さの中、予選1回目がスタート。14時55分、GT500の専有走行枠が始まった。3戦連続で本山がアタックすることになった#1 GT-Rは、残り2分を切った時点で2分0秒038でトップを奪うが、#3 GT-Rのクインタレッリが1分59秒551で逆転トップに。
さらに各車アタックを続けたため順位の変動があり、1分59秒523にタイムアップした#3 GT-Rが3位、1分59秒976をマークした#1 GT-Rが5位、#24 GT-Rが6位でスーパラップ(SL)への進出を決めた。混走枠でトップだった#12 GT-Rはアタック中に他車に引っ掛かってタイムロス。専有枠でタイムアップはならず10位と惜しくもSL進出を逃した。
やや雲が出てきた16時50分、GT500のSLが始まった。#24 GT-Rのオリベイラが3番目にコースインして2位につけた。4番目のアタックは#1 GT-Rの本山。1コーナーでやや突っ込み過ぎ左右にマシンを振りながらもセクター1をトップタイムで通過。そのままレールの上を走るかのような完璧なアタックを見せ、それまでのトップタイム1分58秒996を大幅に更新する1分58秒124をマークして暫定トップに躍り出た。
6番目にコースインした#3 GT-Rのクインタレッリは、渾身のアタックで本山のタイムに迫る1分58秒195を出すも逆転ならず2位に。そして残る2台は4位と5位に沈み、#1 GT-Rが3戦連続のポールポジションを獲得することになった。#3 GT-Rも2位でフロントローをGT-Rが独占。日産勢セパン3連覇へ向け上々の予選結果となった。
また07、08年と2年連続セパンで優勝している#24 GT-Rは重いウェイトが効いて7位、#12 GT-Rは10位からポジションアップを狙う。
■公式予選結果
Pos. No Car Name Driver Name Time(Super Lap)
1 #1 MOTUL AUTECH GT-R 本山 哲/ブノワ・トレルイエ 1'58.124
2 #3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
ロニー・クインタレッリ/安田 裕信 1'58.195
3 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史 1'58.291
4 #6 ENEOS SC430 伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム 1'59.719
5 #100 RAYBRIG NSX 井出 有治/松浦 孝亮 1'58.789
6 #8 ARTA NSX ラルフ・ファーマン/伊沢 拓也 1'58.996
7 #24 HIS ADVAN KONDO GT-R J.P・デ・オリベイラ/荒 聖治
1'59.007
8 #35 KRAFT SC430 石浦 宏明/大嶋 和也 1'59.584
9 #38 ZENT CERUMO SC430 立川 祐路/リチャード・ライアン
10 #12 IMPUL カルソニック GT-R 松田次生/セバスチャン・フィリップ
※1位〜8位のタイムはスーパーラップ
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
