2010年限りでのスーパーGT撤退を発表したRE雨宮レーシングのRX-7。マシンは今後、マレーシアのムティアラ・モータースに譲渡される予定だが、日本を離れる前にその勇姿を収めようと、週刊オートスポーツ編集部が22日にマシンの撮影を行った。

 2004年の第2戦から投入されたこのRX-7は、大きく低重心化され戦闘力を向上。2006年には山野哲也/井入宏之組が悲願のタイトルを獲得し、2010年も最終戦までタイトルを争うなど、一線級の実力を発揮し続けたマシン。ガライヤなどと並び、JGTC時代を知る数少ないマシンのひとつだった。

 しかし、14日に発表されたとおり、RE雨宮は2010年限りでのGT撤退を発表。このM7カラーのM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7は、この後一度M7ジャパンに移動した後、マレーシアに運ばれ、現地のムティアラ・モータースに譲渡されイベントなどで使用される予定。日本に置かれている期間のうちに……ということもあり、22日、オートスポーツ編集部がマシンの撮影を行った。

 メンテナンスを担当していたRSファインのファクトリーで行われたこの日の撮影では、マシンは給油を行えば動き出せる良好なコンディションだったという。今回撮影された写真は、3月31日発売の週刊オートスポーツ“RX-7特集”で掲載する予定だ(掲載日は変更の可能性あり)。

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