アウディスポーツは4日、ジュネーブショーで2014年のDTMドイツツーリングカー選手権用アウディRS5 DTMを発表した。デザインライン下部をはじめ、多くの部分で空力の改良を受けている。

 昨年からベース車両の名称をA5からRS5にスイッチ、マイク・ロッケンフェラーが2013年のチャンピオンを獲得し、今季はDTMタイトル防衛に挑むアウディ。そんなシーズンに向け、“RC3”と名付けられた14年仕様でアウディスポーツが目指したのは、空力の進化だという。

 DTM、そして今季から日本のスーパーGT500クラスで採用される車両規定では、車体下部から前後フェンダー周辺の形状しか空力的に処理することはできず、その上面はサイドミラーをのぞき市販車のシェイプを維持することが求められる。

「DTMのレギュレーションは厳格だ。だからこそ、限られた部分で厳密な研究が必要になるんだ」と語るのは、アウディスポーツのビークルデザインを担当するステファン・アイヒャー。

 すでに日本メーカー3社のGT500マシン、そしてBMWのニューマシンM4 DTMのディテールが公開されているが、今回お披露目されたアウディRS5 DTMも、その限られた部分の効果を最大限に活かすべく、アグレッシブな処理が目を引く。グリルは市販車に合わせハニカム形状となったが、その下部は13年モデルに比べ大幅に開口部が広がり、その左右には大型化され、複雑な曲面を描くカナードが2枚つく。また、フェンダー前部にはサイドに向け整流を行うような突起がつく。

 サイドのドア下部、フロント下部から抜けたエアを流す部分も13年モデルから大幅に変更を受けた。ウイングレットの枚数が大幅に増え、複雑な形状をもつ。また、サイドで目を引くのが、BWM M4 DTMでも採用されたような、ウイング化されたミラーステー。BMWに比べ控えめではあるが、アウディも同様のステーを採用してきた。

 この14年仕様アウディRS5 DTMは、ブダベストでの公式テストで登場する予定となっている。今後DTM、そしてGT500車両と、日独の6メーカーにより、デザインライン下部の空力競争はいよいよ加速していきそうだ。

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