エプシロン・エウスカディのボス、ジョアン・ビラデルプラートは、2011年F1に向けてエントリー申請を行うつもりであると認めた。
US F1の参戦断念により、現在F1のエントリー枠にはひとつ空きがあり、FIAは先週、2011年に向けて参戦チームの選考プロセスを開始すると発表した。申請者は4月15日までに参戦への関心の表明を正式に登録し、6月末までに申請書類を完全な状態で提出しなければならない。
「我々は(昨年)6月には金銭面のサポートを得ており、すでに準備が整った状態だった。しかし何らかの理由で我々は選ばれなかった」とビラデルプラートはESPNF1.comに話している。
「我々はプロジェクトを再開する。私の仕事は以前確保していたサポートを再び得られるよう取り組むことだ。FIAが来年に向けて十分な準備期間を与えてくれるなら、我々がF1に参戦することは可能だ」
現在ル・マン・シリーズとワールドシリーズbyルノーで活動するエプシロン・エウスカディは、昨年2010年のエントリー申請を行い、プロドライブやローラと共に有力候補だったが、ロータス、ヴァージン(当時マノー)、HRT(当時カンポス)、US F1に破れ、参戦を断念した。来季エントリーの決定は、今年の7月に行われる予定となっている。