スーパーGT第8戦ツインリンクもてぎは28日、53周の決勝レースが行われ、予選2番手からスタートしたエンドレスTAISAN PORSCHEが雨のレースを制し優勝。タイトル争いでも逆転で峰尾恭輔/横溝直輝組がチャンピオンを獲得した。

 午前のフリー走行開始直後から降り始めた雨により、ウエット路面で迎えたスーパーGT第8戦もてぎの決勝レース。迎えたセーフティカー明けのスタートでは、この週末他を寄せ付けない速さをみせてきたHANKOOK PORSCHEがトップをキープするものの、序盤そのHANKOOKのペースが上がらない。2番手のエンドレスTAISAN PORSCHE、3〜4番手につけるJLOCのランボルギーニ勢など上位陣がダンゴ状態となる。

 チャンピオン獲得のためにトップを死守したいHANKOOK PORSCHEだが、8周目のヘアピンでついにエンドレスTAISAN PORSCHEの横溝直輝に先行を許してしまう。横溝は前に出ると一気に後続との差を広げにかかるが、一方でHANKOOKは10周目にはJLOC ランボルギーニ GT3に、12周目にはマネパ ランボルギーニ GT3、GSR初音ミクBMWにも先行を許してしまうことに。

 一方、予選でトラブルに見舞われ最後尾からのスタートとなってしまったもう1台のチャンピオン候補、triple a Vantage GT3はウエット路面をものともせず、スタートから星野一樹が鬼神の追い上げをみせる。HANKOOKがヘアピンでコースアウトし6番手にポジションを落とすと、14周目にはtriple a Vantage GT3もHANKOOKの前に。triple aは逆転チャンピオンに望みを繋いでいく。

 GT300クラスはほとんどのマシンがタイヤ無交換作戦を敢行していく中、トップのエンドレスTAISAN PORSCHEは32周終了時までピットストップを引っ張ることに。27秒というタイムでピットアウトする。一方、triple a Vantage GT3は29周終了時にピット作業を行い星野から吉本大樹に交代したが、ここでピットロード違反があったとして、痛恨のドライブスルーペナルティを受けてしまうことに。

 ペナルティをこなしたtriple a Vantage GT3は再びHANKOOK PORSCHEの後方につくことになってしまい、これはすぐにパスしたものの、一度かわしたS Road NDDP GT-Rとバトルを展開することになってしまう。5番手からなかなか前へ抜け出すことができず、48周目にようやくS Roadをかわすも、最終的に5位に入るのが精一杯となってしまった。

 トップを守っていたエンドレスTAISAN PORSCHEは、雨が少しずつ強くなるにつれて、峰尾のペースが落ちていく。これで2番手を走っていたJLOC ランボルギーニ GT3がチェッカーに向け峰尾に急接近! しかしJLOC ランボルギーニ GT3を駆る山内英輝は峰尾を攻略しようとするも、峰尾はトップを死守。降りしきる雨の中、トップでチェッカーを受けた。

 このもてぎ戦の前はランキング3位だったエンドレスTAISAN PORSCHEは、この優勝により一気にランキング首位に浮上し、峰尾/横溝組が見事2012年のチャンピオンを獲得! マシンを降りた峰尾、そしてチーム・タイサンの千葉泰常代表は感動の涙を流した。

 2位はJLOC ランボルギーニ GT3が入り、今季初表彰台を獲得。3位争いはマネパ ランボルギーニ GT3を駆る織戸学と谷口信輝駆るGSR初音ミクBMWとのバトルとなったが、織戸が谷口を抑えきり表彰台を獲得。JLOCが2〜3位フィニッシュとなった。HANKOOK PORSCHEは7位でチェッカーを受けている。

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