ザウバーは、ヘッド・オブ・トラック・エンジニアリングのジャンパオロ・ダラーラが同チームを離れることを正式に認めた。
ダラーラはテストエンジニアとして2000年にスイスチームに加わり、09年に今のヘッド・オブ・トラック・エンジニアリングのポジションに就いた。
彼は2013年にシニア・ストラテジー・エンジニアとして1シーズンを過ごしたが、その後は元のポジションに戻っている。
ザウバーのスポークスパーソンは、ダラーラの離脱について次のようなコメントを発表した。
「ジャンパオロ・ダラーラは別のチャレンジを追いかけるために、15年以上務めた我が社を去ることを決断した」
「この間、ジャンパオロの示した献身的かつ非常に重要なコラボレーションに感謝したい」
「今後の彼の幸運を祈っている」
チームはダラーラの離脱に伴い、元レッドブルのエンジニアを後任に据えることを明らかにした。
「新たなヘッド・オブ・トラック・エンジニアリングとして、ティモシー・マリヨンをお知らせする」
「ティモシーは、10年以上もF1のビッグチームで働いてきた」
「我々は、パフォーマンスの向上に彼の長年の経験が活きると確信している」
ドイツのSpeed Weekは、ザウバーを離脱したダラーラがドイツツーリングカー選手権(DTM)を戦うBMWチームMTEKに加入すると報じている。