ザウバーは、F1シンガポールGPを14位で終えた小林可夢偉について、今日のポイント獲得は望めなかったとコメントしている。
チームのトラックエンジニアリングを指揮するジャンパウロ・ダラーラは、可夢偉に指示した戦略がミスであったことを認めながらも、仮にそうしたことがなくても可夢偉はポイントを獲得できなかっただろうと述べている。
「今日の1ポイントに満足するふりなんてできないよ。我々は今日手にしたものより、もう少し良い結果を期待していたからね。残念なことにセーフティカーの出動は我々にとっていいタイミングとはならなかった。このような状況のもとでセルジオ(・ペレス)がしてくれたことは、このレースで我々が成し得る最上のものだったと思う」
「正直に言えば、セーフティカーが導入された時、可夢偉をコースに留めなければならなかったと言わざるを得ない。だが、私はたとえそうであっても彼が今日ポイントを獲得できたとは思わない。我々の見た目よりはいいパフォーマンスだったが、トラフィックを切り抜けることができなかった」