3月8日から2日間の予定で、スーパーGTのメーカー合同テストが岡山国際サーキットでスタートした。GT500クラスは15台、GT300クラスは5台が走行している。
8日にスタートした今回のテストは、ホンダHSV-010勢が5台、レクサスSC430勢がレーシングプロジェクトバンドウの19号車をのぞく5台、そしてニッサンGT-R勢は今季参戦する4台に加え、テスト用の230号車が加わり合計5台が顔を揃えた。
この日の岡山は終日ドライだったものの、かなり気温が下がっており、各車開幕戦に向けたタイヤテストを行いたかったものの、気温のためタイヤ選択はできなかった様子。午前のセッションでは、GT-Rの23号車がコース上で、SC430の36号車がピットレーンでストップ。36号車のストップはまだ原因が分かっていないが、23号車はコース上のタイヤカスがエンジンのリストリクターを塞いでしまったのが原因という情報も。
14時からスタートした午後のセッションでは、39号車SC430が2度、さらに1号車HSV-010が1度コースアウト。3度赤旗が出されたため、セッションは10分延長され17時10分にチェッカーが振られた。午前、午後とGT-Rの230号車には本山哲、松田次生のふたりがドライブしたことが確認されている。
GT300クラスでは、今季からGTに参戦するDIRECTION RACINGの7号車ポルシェ911GT3R、新たにレクサスIS350を走らせるチームSGチャンギの14号車、昨年同様の体制で臨むチーム・サムライの25号車ポルシェ911GT3 RSR、昨年の9号車がコンバートされたハンコックKTRの33号車ポルシェ911GT3R、そしてブリヂストンタイヤを装着したARTA Garaiyaという5台が走行した。
なお、この日のタイムは公にされていない。
