ここ数日のうちにペドロ・デ・ラ・ロサが2010年のザウバーのドライバーとして発表されるのではないかと報道されている。チーム創始者にしてオーナーのペーター・ザウバーの発言により、デ・ラ・ロサ有力説が流れ始めた。
 またザウバーは以前のタイトルスポンサーであったペトロナスがメルセデスGPに移ったことを残念に思っているが、驚くほどのことではないと語り、チームは中長期の計画作成に取り組んでいることも明かした。

“14番目のチーム”として2010年のグリッドを得たザウバーは、09年中に小林可夢偉の起用をアナウンス。そして、そのチームメイトに関しては近日中に発表があると見られている。
 長いことマクラーレンのテストおよびリザーブドライバーとして経験を積んできたデ・ラ・ロサ、BMWザウバーをドライブしてきたニック・ハイドフェルド、他にはジャンカルロ・フィジケラ、クリスチャン・クリエン、アンソニー・デイビドッソン、ビタリー・ペトロフなどの名前がここ数週間ウワサに挙がっていた。

 ところが、スイスの権威のある新聞紙ブリックは、この問題は近いうちにデ・ラ・ロサという答で結末を迎えるだろうとしている。またエル・ムンド紙はマクラーレンはデ・ラ・ロサに対して昨年末をもって、今後の身の振り方について結論を出すよう求めたとも報じている。
 デ・ラ・ロサ自身は契約については否定しているものの、ザウバーは可夢偉のチームメイトとして、「経験があり、チームに新しい知識をもたらす者」になると語っていることから、ハイドフェルドおよび若手ドライバーはこれに当てはまらないため、デ・ラ・ロサの存在がクローズアップされている。

 一方、これまでのスポンサーであったペトロナスの離脱については残念ではあるが、驚くことではなかったと語っている。
「ペトロナスが自動車メーカーと組みたがっていたことは知っていたから、驚きはしなかった。しかし、残念なことだ。2010年の予算には直接の影響はないと見ているが、予算は少しでも多い方がいい。もちろん今もタイトルスポンサーを探している」とスイスの週刊新聞であるNZZソンターグ紙に話している。

 チームは2010年に関して資金の目処がついている模様で、ザウバーは以後、3〜5年の中長期の目標を建てることに集中をするという。ただし、チーム名からBMWを外すことに関しては優先順位の低い「一番小さな問題」としている。
「チームは現在、BMWザウバーF1チームと呼ばれている。それはFIAにそのように登録されているからで、そのままのラインアップとなるだろう。今のところはチーム名変更の登録を行わないつもりでいる」

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