スーパーGT第2戦富士スピードウェイでGT500クラスの優勝を飾ったMOTUL AUTECH GT-Rの本山哲、ブノワ・トレルイエが優勝の喜びを語った。

●本山哲(MOTUL AUTECH GT-R):決勝優勝
「今はとにかくうれしいです。ここ1、2年は勝てない時が続き、厳しい時期が続いており、日産/ニスモとして、今シーズンに賭ける思いはとても強いものでした。正直言って、開幕戦から勝てるとは思っていませんでしたが、レースウィークに入ってからは思っていたよりもクルマの調子が良かったり、今日のレースでもこのコンディションの中でタイヤチョイスなどといった作戦は難しかったのですが、そんな中でチャンスがあるのではないかと思って、レースに臨みました。レースでは序盤にブノワが素晴らしい走りでトップに立って、マージンを稼いでくれたというのが大きかったと思います。2番手のクルマもタイヤ無交換という作戦を選んでいたのですが、最初はコースコンディションもそれほど悪くなかったので、問題なく走れていました。その後、雨が強くなってきて、水の量が多くなって、ハイドロが起きたり、前が見えなくなったりして、またタイヤも溝が減ってきて、厳しい状況になってきました。最後はコースにとどまることが厳しい状況になっていたので、あのタイミングで赤旗を出すというのはいい判断だったと思います。こうして勝つことができ、このような環境を用意してくれたすべてのスタッフに感謝したいです。もちろん、素晴らしい走りを見せてくれたブノワにも感謝しています」

●ブノワ・トレルイエ(MOTUL AUTECH GT-R):決勝優勝
「とても難しい週末でした。久しぶりにシーズンがスタートしたので、頑張らなきゃならないという気持ちはありましたが、切り替えるのが少し難しかったですね。また、1年ぶりにブリヂストンのタイヤを使用するということになりましたが、オフの間にテストを十分にできなかったので、少し不安もありました。金曜日の走行は少し混乱した中でのスタートとなりましたが、その後はとても調子が良かったので、レースのスタートからうまく行くんじゃないかという感触はありました。レースではエンジニアから他のクルマの状況などを聞きながらだったので、安心して走ることができました。JPとのバトルは特にプレッシャーをかけるということではなく、前が見えづらかったので少し距離を置いていたつもりなのですが、とにかく危ない状況だったと思います。ただ、本山選手のスティントは難しいコンディションになり、プレッシャーもあったと思うので、とても大変だったと思いますが、いい走りをしてくれましたし、最高の結果を残してくれました。僕はこの優勝を東日本大震災の被災者の皆様に捧げたいと思います」

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