1月16~17日にカートの24時間レース、『24時間レース・オブ・ケルン』が、ドイツ・ケルンのカートセンターで開催された。24時間中3,249周を走り優勝を飾ったのは、F1ドライバー、エイドリアン・スーティルの兄ダニエルらが所属するR&Sモバイル・ケルンだ。
参加ドライバーのラインナップが非常に豪華なことで有名なこのカート24時間レースには、元F1&DTMドライバー ベルント・シュナイダー、DTMで2回のシリーズ優勝を誇るティモ・シャイダー、ALMSのBMWワークスドライバーであるディルク・ミューラー、そしてGP2、F3ユーロシリーズ、ドイツ・カレラカップ等から多くのプロドライバーも参加した。
その他、モータースポーツファンのドイツのファッションモデルや芸能人、アイスホッケーのプロ選手等が参加している。シャイダーやシュナイダーの参加するレース 4キッズチームは優勝チームから9周遅れで2位に入賞した。
参戦車両は、ホンダの200cc、7.5馬力の4ストロークエンジンを搭載したRIMO Alpha KCC 2010ワンメイク。1周が375m、1チームにつき12名までのドライバー登録が可能で合計12チームが参加した。
このカート24時間レースは、毎年年始に行われドイツのモータースポーツ界のトップドライバーらが参加する白熱するイベント。彼らのシーズンオフの良いトレーニングにもなる上、カテゴリーの違ったレースのドライバーらが集まり、本業のレース以上にも熱が入る実に大人げない(?)イベントとして定着している。これだけの多くの有名ドライバーがそろいながら入場料は無料と、ファンもうれしいイベントだ。また、恵まれない子供たちのために行うチャリティイベントの一環としても定着している。
今回のレースでは、RIMOとバッテリー開発・製造をするGAIAが共同開発したハイブリッドカートのプレゼンテーションも行われ、カート界にも環境問題への取り組みが始まっていることを実感した。
ドイツでは、この24時間レースを筆頭に、各地でカートによる24時間レースが盛ん。プロのトップドライバーらも一般のカートドライバーらとシーズンオフにトレーニングの一環として楽しみながら参加しているようだ。1月29~31日にライプチヒで開催される24時間カートレースには、ドミニク・シュワガーやWTCCのBMWチーム元ワークスドライバーであるヨルグ・ミュラーが、ALMS BMWワークスドライバーのディルク・ミュラー、FIA GT3 09年チャンピオンのクリストファー・ミースらとチームを組んで参加を予定している。
