フェラーリのチーフデザイナー、ニコラス・トンバジスは、フェラーリは来季こそ勝てるマシンを作ることを目指しているが、それは現在最速のレッドブルのマシンのコピーではないと語った。

「我々の目標は、すでに確実にコンペティティブな状態で(開幕戦)オーストラリアに到着することだ」とトンバジスはAutosprintに対して語った。
「『今は後れをとっているがそのうち……』などと、もう言いたくない」
「だがライバルたちは愚かでもなければ甘くもない。我々の目標は勝つことであり、いかなる努力も惜しまないが、何事も確実なことなどない」

 フェラーリは過去2シーズン、スタートで出遅れており、特に今季はここまでわずか1勝と、非常に期待はずれのシーズンとなっている。巻き返しのため、フェラーリは来季マシンにはアグレッシブなアプローチをとるとしばしば述べている。トンバジスは、フェラーリは、圧倒的な速さでタイトルを連覇したレッドブルをそっくり真似るつもりはないと語った。
「ライバルたちを無視することはできない。レッドブルが勝っているなか、『自分には関係ない』とは言えない」
「だが興味深いソリューションを用いているのはレッドブルだけではない。それより遅いマシンの中にも、検討に値するソリューションを使用しているマシンがある。だが来年のマシンにはすべて我々のさまざまな多くのソリューションを使用する」
「それはレッドブルだとは絶対に言えない。それはフェラーリだ。さまざまなエリアで新たなソリューションを用いた、いろいろな部分で異なるマシンになる。他のマシンからもヒントを得て、ミックスされたものになる」

 トンバジスは、今シーズン後半に導入した改良がうまく機能しなかった理由はすでに解明されているものの、問題を解決する時間がなかったと語った。
「何がうまくいかなかったのか理解している。だが完全に解決することができなかった。9月に問題を解決しても、効果を得るには時間がかかり、効果が出るのは最後の3戦になっただろうし、この時期は来季のマシンに多くの時間を割いている」
「そのため、ライバルたちについていくことができなくなった」

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